東京オカザキッチン

大都会東京の片隅でフライパンを振るう40歳独身男子です。

2013LADAKH

【travel/ラダック編①】インドのチベット

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普段は合コンだとか、お持ち帰りだとか、伊勢丹で散財だとか、そんなことしか書いていない僕ですがチベットの仏教文化が結構好きでして(唐突)、これまでもネパールや中国のチベット圏に足を運んでいます。


学生時代、初めてネパールのチベット難民キャンプに行った時、そこで出会った優しくて距離感の絶妙な人々にシンパシーを勝手に抱き、またその頃、中国共産党のチベット人迫害に異を唱える「チベタンフリーダム」というチャリティーライブが世界中で開かれていて興味を持ったのがきっかけでした。

あとは「3×3 EYES」という、チベットmeets妖怪冒険譚マンガが好きだったということもあり……これはまぁいいか笑。

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まーとにかく好きなわけですよ。


高度3,000m以上の過酷な環境下で生活し、荒涼とした大地に映えるカラフルで独特な芸術、穏やかで親切な人々、自己研鑽に向くストイックで洗練された思想……と、非常に日本人のアイデンティティも揺さぶるような崇高なカルチャーを持つチベット圏ですが、人民統一思想を持つ中国共産党政府の中にあってこの中国最西域にあるチベット圏というのは、文化剥奪の迫害対象となってしまっており、世界的な問題に発展しています。


そんなわけで、チベット文化圏の大部分を占める中国では、日増しに「中華に変えチャイナ!」とばかりに中国経済圏が猛威をふるっているのですが、文化圏イコール国境ではありませんから、実は中国と隣り合っているネパールやブータン、そしてインドといったエリアにもチベット文化圏がしっかり存在しておりまして、そこでもチベット仏教の方々が暮らしています。

そして、インド最北部に存在しているチベット圏「ラダック」においては、寛容とも適当ともいえるインド人の恩恵を受け笑、今や本場チベット以上に色濃くチベット文化が残っている土地と言われています。

チベットといえば誰もが中国を想像すると思いますが、インドのチベット圏の方がよりチベット感があるというのは皮肉なところでして、そんなラダックに足を運んでみたのがこの旅なわけです。


⊂二二二( ^ω^)二⊃ | / ブーン

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東京からデリー、デリーからラダックの中心地「レー」へ。

バスで行くという手もありますし、その方がインド旅行っぽくはあるのですが、20時間かかりますので、プロのジャパニーズハイパーシャチクである僕にそんな時間はありません。レーまで飛行機が飛んでいますので、夜中に国内線用空港に移動し、早朝にデリーを出発し1時間30分。森林限界を超え、茶けた山々の向こう側にその土地ラダックはあります。

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標高が3500mと富士山並みの高さに町が広がっているわけで、暑さの割にはカラッと涼やかに渇いており、そしてそして空が近くて青い! この青さに惹かれてチベットリピーターになる人も非常に多いといいます。


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もう街並みがインドではないし、中国でもないですね。
Good Vibes!

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【travel/ラダック編②】レーの町を見下ろす

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ラダックの中心地レーは、インドの最北部、パキスタンと隣接、チベット文化圏、内陸高地の標高3,500mと聞くと、「どうやって行くん、そこ……」と思うかもしれませんが、意外と簡単にデリー早朝発の飛行機1本でサラッと向かうことができます。

しかし到着してみると、そこは日本とは全く違う別世界。
冒険感は凄まじいものがあります。

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こんな街並み、

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こんな山並み、
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こんな風景が広がっております。


いや、たまりませんね。
削ぎ落されたこの景観に惹き付けられます。僕は普段は愛欲にまみれた東京でお姉ちゃんと云々かんぬんシャチークが云々かんぬん散財が云々かんぬん言って読者の皆さんの共感を得ているわけですが、恐らくこの町にはシンプルなものがただシンプルに存在しているのだと思います。きっとそれで十分なんだと思う一方、それは僕がただの一旅行者だからこそ抱ける感想なのかもしれません。




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町の一番目立つところには、レー王宮

これは、チベット総本山のポタラ宮をモデルにして造ったといわれるラダックの魂の拠り所です。



上まで登れます。しかしここは富士山よりも高い標高3,500m、ちょっと登っては「ゼエゼエ」、ちょっと登っては「ゼエゼエ」。こ、こんなはずじゃないのに、俺の体力は……。僕が爺さんになったらこんな気持ちでセックスをするのでしょうかすみません自重します。

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きっつーーー。


現在はほとんど廃墟となっており、寺院としてというよりは町のシンボルとして存在している感じですね。上から見た景色は圧倒的です。日本に暮らしていたら出会うことの出来ない価値観だったり、こういう風景に出会えるから旅というのはたまらないんですよね。


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絶景とはまさにこういうこと。
大量の「タルチョ」が風にたなびいています。

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タルチョというのは、この赤青黄色の衣装をつけたてんとう虫が、ではなく(古い)、赤青黄色の旗が風に揺れているじゃないですか。これです。

この旗には実は経文が書かれていてですね。たいていはこういう山の上とか建物の屋上とか風が吹く場所にかかっています。そして仏教の経文が風にのって世界中に広がっていく、そういうコンセプトのものなんです。


僕はこのタルチョとコンセプトが本当に好きです。
他の宗教の人にとっては風に乗って飛んでくる経文は迷惑かもしれませんが笑。



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【travel/ラダック編③】サクティ村

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さて、インド最北部、チベット文化圏のラダック編お送りしております。


ひとえにラダックといっても実はかなり広く、また交通インフラが全然整っておりませんため、レーの町からラダックの奥地ザンスカールに向けて何日もかけて旅をするということも出来るんですが、ご存知のとおり僕は日本のハイパーサラリーシャチクなので持ち時間はせいぜい1週間~10日程度。

そこで、レーとその周囲の寺院をのんびりと巡る旅を考えていたのですが、村へのホームステイをマユちゃんにすすめられたので、それに乗っかることにしました。

ちなみにマユちゃんというのは、その辺のキャバクラで知り合ったお嬢ではなく、南米で知り合った旅友達です。彼女は大変なミニマリストでありオーガニックガールなのですが、僕以上にチベットカルチャーに魅了されており、日本とラダックを繋ぐNPO法人に勤務、いわば、ラダックスタディツアーのプロなのです。

というわけで、ラダックでのホームステイをアレンジしてもらい、僕は本日サクティという村に向かい3日間滞在します。そこで何をするかは何も聞いていないので正直よくわかっていないのですが、まぁ行けばなんとかなるでしょう。

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朝、宿の外庭でボーッと鼻をほじっていると、サクティ村に連れて行ってくれるガイドさんらしきお姉さんが現れました。言われるがままに車に乗り、レーの町を出ること2~3時間程で到着します。割合近いですね。

しかし、近いとはいえ山々を数時間抜けていくわけで、到着してみるとそこは見事なまでのチベタンスローライフ。ただでさえスローライフなのに、もうここはベリースローライフ。レー周辺のどこまでも茶けた岩山と比べて、家畜を放牧させるだけの必要最小限の草が生えているあたり、少し雰囲気が違いますね。小さいながら川も流れており、このあたりでは割と恵まれている土地なのかもしれません。チベタンロハスライフを堪能したい方は、是非サクティ村へ。(誰も行かない)

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なかなかいいお家ですね。
ちなみにトイレは外の土の中です。風呂的なのは無さそうだったから、どっかに水浴び場みたいのがあるのかもしれません。



おうちに到着すると早速バター茶をいただきます。
キタわぁ……バター茶

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バター茶というのは、ヤクのバター、茶葉、塩を撹拌させてお湯で伸ばした飲み物のことで、チベタンのソウルドリンク。日本人でいう「緑茶」くらいの位置付けになるソウルドリンクです。正直安定の不味さ。

しかもチベタン親切だから、飲み終わるとすぐ注いでくれて、日本人は日本人でおもてなしは受け取らないとな…といった気質だから、飲んでは注がれ、みたいな相性がいいのか悪いのかわからない負のスパイラルに入ります。

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これはバター茶を作っているところ。
「ドンモ」というこの器具でグッチャグッチャやって作ります。


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しかし……結構な大家族のようなのですが、どこからどこまでが家族でどこまでが親戚や近所の人なのかまるでわかりません笑。そして言葉が一切通じません。でもなんとなく言いたいことはお互い雰囲気でわかります。もちろん言葉がわかるに越したことはありませんが、しっかり意思があればそれなりの疎通は取れるんですよね。




お茶を飲んでいると、外に出ろと言われました。

外に出ると、畑に来いと言われました。

畑に行くと、ここにある藁を運べと言われました。


……え??



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めっちゃたくさんおる。


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でっかい農作業機から藁がガンガン吐き出されてくるのですが、それをまとめて指定された場所に延々と運ぶ作業。軽い気持ちでやってきて茶の一杯でも飲んでいた僕に、「さあでは働けよ!」といきなりの洗礼です笑。



そ、そうだよな…… 俺は何を勘違いしていたんだろうか。
ダラダラ部屋でYouTube見てグラビア雑誌見て寝っ転がっていればいいと思っていたわけでは、勿論ない。

働かざる者、食うべからず! 

実にシンプルです。


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しかしこの藁、何に使うんですかね。
燃料だったり家の保温材だったり、家畜の飼料だったりもするんですかね。


よっしゃー! とばかりにガンガン詰めては運びますが、かなりの重労働。一本一本は細くて柔らかい藁ですが、大量にまとまると本当に重くて重労働。

しかし身体を使う単純作業ではありますが、普段摩天楼都市東京で神経すり減らしている僕からすると、たまには家族総出で行うこんな農作業というのも悪くありません。


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日本ですと親の厚い庇護に守られているような小さい子供も、ガンガン同じように働かされています。そう、働かざる者食うべからずだ!


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時々入る休憩がありがたい!
紅茶とお菓子。


日も傾いてきた頃、今日はここまでにしようかということで作業終了。
日没とともに作業が終了するあたりも実に人間的で素晴らしいですね。





そして夜――、部屋から見た星空が、凄かったんです。


あ、今流れ星見えた??……なんてレベルじゃない。流れ星なんて当たり前のようにビュンビュン飛び交っており、あまりの空の近さと星の多さから、星空がとぐろを巻いてうねり動いているように錯覚して見えたほどです。日本でも高原地帯に行くと夜空が綺麗ですが、ここは高原どころか4000m級の土地の、しかも周囲に全く灯りのない、そんな世界。今まで見てきた星空というものが全て星空と呼べるものではなかったと思わされるほどの星々の饗宴がそこにありました。

惜しむらくは写真がないこと。
まぁでも心に刻んでいるんだ。

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これはサクティから下りてきたレーで、マユちゃんに夜空を撮る時の設定方法を聞いて撮った写真ですが、これでも十分凄いですよね。

凄いところに来ているんだぜ!

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【travel/ラダック編④】サクティ村続き

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ラダックはサクティ村よりお送りしております。
昨日は、藁を延々と運ぶという超ブルーワーカーとして一日を終えました。


しかし肉体労働をして夜はすぐ寝てしまったため、早朝、勝手に目が覚めます。
これが健康的な生活……!! ここにはキャバクラで夜更かしとか、深夜テレビで夜更かしとか、そういう文化がないんですね。


広がる平原を散歩していると、一家のおじいちゃんが馬用の水を汲みに出てきましたので、一緒にその辺を散歩してまわります。何話すわけでもないのですが。

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さて、朝飯を食べたら、午前から野良仕事です。
昨日学びました。働かざる者食うべからず。Give me 労働!!!


おばちゃんに付いてきなさいと言われ、向かうは家が建っている山の中腹の反対側の山の中腹。け、結構歩くな……。そこに積んであった山のような籾殻?いや、籾じゃないか、なんだろう。とにかく写真にある、これをひたすら袋に積めては別の場所に運び続ける作業。

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そう、間違いない。
昨日同様、働かざる者、食うべからず!




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しかし、会社でパソコンに向かった後と比べて、肉体労働の後の昼ごはんはまた格別ですね!
味付けは薄いし、肉もない。それでもこんなにも美味い。生きるために働く労働は尊い。本当に尊い。


そして午後は更なるハードワーク。新しく作っている家の床に敷く石をひたすら運んで敷き詰める作業。任せろ、働かざる者、食うべからず! 東京オカザキッチン、普段は東京で出版会社に勤めていますが、まさか遠い地ラダックで家造りの土方作業をやるとは思っていませんでした。休憩を挟みながら昨日と同様日没まで。


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お子も頑張ります。

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ひまわりも応援してくれています。多分。

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出来上がりました。つら。
こんなデコボコでいいんですか。

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なんというか……。

実にシンプルですよ。
東京で働いていますと、自分は何のために働いているのか、何をやりがいとするのか、オンとオフのバランスをどう取るか、といったものはとても重要な「生きる」テーマです。働くことで得られるものや考えることが多すぎるからです。

ですが、ここにあるのは取り敢えず「暮らすために働く」シンプルさです。労働と生活が直結しており、そのまわりに余計なものはあまりない。

家造りをさせられながら笑、そんなプリミティブな部分に直に触れていると、本当に重要なものについて否が応でも考えてしまいます。

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本当に重要なもの…… それは、一体何なのでしょうか。
僕たちは一体何のためにお金を稼ぎ、多くのものを消費して歯を食いしばって生きているのでしょうか。


それは…… お姉ちゃんのためです。(ダメだこいつ)



こんな生活を3日間続け、僕はレーに戻ってきました。
レーですら都会に見えるから凄い笑。

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【travel/ラダック編⑤】ゴンパ

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チベットの寺院は、「ゴンパ」といいます。

チベット文化が今も色濃く残るインド最北部、取り分けラダック周辺にあるゴンパの格式や存在感は凄まじいものがあります。

大体のゴンパは、白壁と紅色の屋根を持つ建物が茶けた岩山に張り付くように建っており、深い青空との対比が大変美しい。内部に残る、曼荼羅図などの壁画やカラフルに色付いた像など、デザイン的にはサイケデリックで結構えげつないのに何故か落ち着いてくる……本当に不思議で魅力的な世界観です。

僕は、普段は湘南ロハススタイルのカフェ風デザインで部屋をこしらえ、数多の女子を呼び寄せていますが、こうしたチベット芸術に実はとても惹かれます。


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ティクセゴンパ、ラダックでも最大級の規模を誇る寺院です。
中にも入りました。


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大変すばらしいと思います。
空とのコントラストよ。



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これは、「マニ車」といいます。
この中にはお経の書かれた札が巻き込まれていまして、これを一度回すとお経を一回唱えたことになります。信者やお坊さんは、自身でお経を唱え、片手サイズのにさらに小さなマニ車を持ち回しながら、このマニ車も回しながら歩いています。

まさにお経コンボ。



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こんな風景を毎日見ながら、お坊さんたちは何を自身の中に問うていくんでしょうね。

消費者社会という煩悩にまみれ切った今の僕には、ここに落ち着いて自己を問いつつ修行するのとか想像もできません。

チベット仏教は、仏教の中でも最上級にストイックに自己研鑽を求める宗教ですので、あらゆる娯楽を寛容する大乗仏教の日本人からするとドMもいいところでしょう。

そう考えると隠れMとして馳せる僕にはいいかもしれません。嘘です、無理です。



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こちらは、サクティ村に向かう途中にあるチェムレゴンパといいます。

むっちゃかっこいい!!

いやもうドラクエとかRPGの世界。…あるだろ、これ。絶対あるだろ。寺院の最奥部に魔力を飛躍的にアップさせてくれる伝説の法具が。あと主人公に次の道を示してくれる僧のボスが絶対いるだろ。



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仏教には「輪廻」という概念がありまして、これは、生きとし生けるものは、人間とか畜生とか地獄とかの6つのぐるぐると廻るいずれかの道に転生され続けるものだという考えです。

修行を続けて、いずれこの輪廻を外れて極楽浄土に昇華されるのを目指せよ~、というのが仏教の目指すところなわけです。そういった六道だったり仏教説話の絵が各ゴンパには描かれているんですね。凄い色の組み合わせの絵ばかりなんですが、これが何故か心地よい不思議。

ちなみにこの輪廻を描いた曼荼羅と呼ばれる一枚絵は大変土産物としても人気で、僕なんかは買ったところでそんなんどこに飾るねんと思わないでもないのですが、特に欧米の方からすると「So Cool」な絵なんだそうです。

感覚の違いいうやつかいな。


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