東京オカザキッチン

大都会東京の片隅でフライパンを振るう40歳独身男子です。

2019JORDAN/ISRAEL

【travel/ヨルダン編】ヨルダンとイスラエルに行ってきました。

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皆さん、おはようございます。

早速ですが、旅する料理ブロガー東京オカザキッチンは、ゴールデンウィーク、令和に沸く日本から離れ、遠い中東の地、ヨルダン、イスラエルに行ってまいりました。


嗚呼、今もなお続く浪漫…
35歳も過ぎましたが、世界を歩く厨二病、実写版ピーターパンとは私のことです。


ところで、こういうと変な顔されることが多いんですが、僕は中東~北アフリカ圏のイスラム国家はとてもハッピーで素敵な国々だと思っており、好きなんですよね。エジプト、モロッコ、イエメン、イラン……等々に行っていますが、はっきり行ってどこの国も旅のし甲斐があり、人々の優しさに触れ、日本とはまるで違う世界観を堪能してきました。

しかしご存知の通り今やこのあたりのエリアは非常にセンシティブなエリアとなっており、ヨルダンにしても ――あ、でもヨルダン自体は割と平和なんですよ、本当に。ヨルダンの首都アンマンは、中東の安全地帯と言われており、経済発展もまずまずなんですけどね。……ヨルダンにしても、周囲をシリアやイラクといったド級の危険国に囲まれており、地図上の見た目からは不安な感じです。


でも、どうなんでしょう。
以前僕のイラン旅行記を読んでいただいた方には、そのイメージを色々と覆すことが出来たんじゃないかと思っていますが、ヨルダン、イスラエルに関してもその面白さの一端をお伝えすることができればいいなと思います。

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ん? ここは料理ブログです。

何か?


今回の旅はGWの弾丸だったことに加えて、飛行機遅延トラブルにより実質1日縮まるという行程でしたが、その中身は非常に濃いものでした。ジャージー牛乳くらい濃かったですね。

すいません、イマイチでした。
昨日までの北海道出張の名残です。

まずはヨルダンのアンマンから、ヨルダンが誇る大遺跡、そして世界一ハードルが高い国境線と言われる非公式のボーダー越えでイスラエルへ。イスラエルからヨルダンに戻り帰国、そんな行程です。本当はイスラエルのパレスチナ自治区だったり、ヨルダンももっと行きたいところあったんですけど、時間が足りませんね。まぁ仕方ないね。


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ほら!
ヨルダンのタイムズスクエア!


無理あるかい??


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続く!

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【travel/ヨルダン編】LCC TRAVEL F**K

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早速ですけど、聞いてくださいよ。
え? 誰ですかって??

忘れてる! 料理ブログ界の西島秀俊、東京オカザキッチンです。





(殺気!)


今回ね、1回の旅行で 往復7回 飛行機乗ったんですよ。
もう一番最後の香港とか、もはや日本だと錯覚していましたからね。

高度1万メートルの高速移動を繰り返すというのは多分身体の負担凄いと思うんですよね。僕がインポテンツになったら人類の損失として各航空会社を訴えます。

そんな飛行機移動、行きは、成田⇒バンコク⇒デリー⇒ドバイ⇒アンマンという、「LCC×4回」という鬼行程でした。

もう30代も半ばだよ?俺。
死んじゃうよ、俺。



LCCは値段がリーズナブルであることに付随し、遅延や運休が起こりやすく、サービスや対応も簡易なものとなっています。ですので本当はLCCの乗り継ぎ連続とかやりたくないんですけど、今年は令和の休日バブルでしたので、もうそれしか残ってなかったんです。

つまり、今回非常に不安だったのが、ちゃんとヨルダンのアンマン空港まで滞りなく行けるのか? 
これがそもそも現地での不安以上に不安でした。

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まずは結論から言いますと、見事に全フライトが滞り、最後のドバイ⇒アンマン便を逃しました



全米が泣いた。



しかし心のどこかでそんなような気がしていたので、「やはりか…」と思った程度でした。でも乗った行きの飛行機4本全部遅延て。もう僻地へのLCC旅行は止めたいと思います。



鬼門は2箇所でした。
1.怠慢気質のインドのデリーで乗り継ぎ用カウンターが通れるか。
2.ドバイでの乗り継ぎ1時間40分を迅速に乗り継げるか。


そもそも1のインド乗り継ぎも、乗り継ぎ時間が2時間半くらいしかなかったので、一回アライバルビザ取って入国してまたチェックインカウンター行って発券して出国手続きして…とかやっていると間に合わない気がしていました。

さらに、乗り継ぎカウンターに行くと混乱している外国人旅行者の長蛇の列で絶望しました。インドにはあんなに雄大な砂漠が沢山あるのに人をさばくことは出来ないんですか。

・・・・・・。
ちょっといまいちでしたか。


しかし一番端っこで半分寝ていた職員にゴリ押しで頼むと実に緩慢でめんどくさそうに処理をしてくれました笑。やってくれるんかい。夜中の3時です。


そして登場口に行ってみると、やっぱり2時間遅れてるやんけ!!
これドバイでの乗り継ぎ便もあわせて遅れてくれてないと間に合わないやつ!!
頼む!! 神さま仏さまドバイさま! ちゃんとヨルダンまで行けますように!



そうして明け方4時頃、デリーからドバイへのフライトが飛び立ちました。


ブーー・・・・・・ン


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飛行機は2時間遅れでドバイ空港に降り立ちました。
朝8時。


僕は乗り継ぎカウンターにいる職員の中でもっとも優しそうなお姉さんのところに並びました。最悪口説けばなんとかなる気がしていました。


「え?アンマン便? もう行っちゃったわよ」


… オワタ。



当然航空会社側の都合なので、別の飛行機に振り替えてもらえるわけなのですが、

「次のアンマン行きは10時間後ね」


… オワタ。



仕方ない。ドバイの街に出て時間つぶすか。

「もう出国エリアにいるから外には出れない、ここで10時間待ってろ」


… オワタ。




この旅で一番大変だったのは、この出国エリアで時間を10時間つぶしたことですね笑。
僕は色んな有料ラウンジを使えるカードを持っているのでフル活用してやろうと思ったのですが、よりによって、ドバイの郊外に最近できた小さい方の空港だったもので時間潰せるような施設も殆どないんです。

現地到着するまでに文庫本1冊読み切ったのは初めてです。


と、いうわけで夜遅くにヨルダンのアンマン空港に到着です。

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まぁでも一応その日のうちに到着できただけマシかな・・・・・・。
ドバイの乗り継ぎカウンターで隣にいた人、どこ行く予定だったのか分かりませんが、「次の便は翌日です」とか言われて唖然としてたし。



明日はヨルダンが世界に誇る「ペトラ遺跡」!

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【travel/ヨルダン編】ペトラ遺跡

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本日はヨルダンが世界に誇る遺跡、ペトラについてお送りします。

旅好きの友人たちの間でも「ペトラは凄い」と皆口を揃えており、いつか行くべきだと思っていた場所のひとつです。



まず、特筆すべきはなんといってもその入場料。

約8,000円

強気! 鬼の強気!!

5円チョコが1600枚も買えてしまいます。
世界一高額な世界遺産と言われていますが、そんな金額設定ものともしません。


ペトラ遺跡は、首都アンマンから車で片道3時間ほどかかるのですが、ペトラ直通のバスがあるのでそれに乗っていきます。楽チンだし快適だし、なんといってもバスに無料Wi-Fiが通ってる笑。嘘やろ。ヨルダンのような国でもこれですから、日本の通信事情がいかに遅れているかが分かるというものです。

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紀元前3世紀頃より繁栄したナバテアという遊牧民族の王国がここにあったそうで、各文明を繋ぐ要衝の地として、アラブとギリシャを融合させたような独自文化を発展させたそうです。ペトラといえば宝物殿「エル・ハズネ」の強烈な印象があると思いますが、実は遺跡自体はとにかく広大で、そのペトラーワールドは260平方km、中心部は6平方kmあります。その中心部だけでも、

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こんなに遺跡がひしめいており、まだまだ未発掘の遺跡も多々あると言われています。
これを浪漫と言わずして何といいましょうか。ナバテアごいごいすー!

とまぁ興味がある人は歴史など調べてもらいたいですが、是非とも写真を見ていただきたいです。

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さすが超高額世界遺産ともいうべきか入口は非常に整備されています。

そこから両側に砂岩の小遺跡などを眺めつつ1kmほど。その後しばらく「シーク」と呼ばれる峡谷の底をさらに1kmほど歩いていきます。この先にペトラ遺跡のハイライト「エル・ハズネ」があるのですが、入口からそこに至るまででも実は30分くらい歩きます。

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そしてこのシークを抜けると……


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抜け……



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ぬ……



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ドーーン

凄いな!!!



正直ちょっと想像の上をいく壮大さでした。


これ、上から岩を彫って造っているんだとか。
あまりにも狂気的な作品です。

こんな美しいもの見せられたら、僕も掘られてもいいくらいです。



やっぱ今のナシ。



しかも陽の光が当たって綺麗なので午前中正解ですね。

2000年以上も昔のものですが、風雨にすこぶる弱い砂岩であるというにこれだけの規模の遺跡がここまで綺麗に残っているのも、峡谷という自然の壁に守られた場所柄でしょうかね。細かい彫刻などは流石に崩れてしまっているようですが……。


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シークを抜け、エルハズネを横にさらに奥に進んでいくと峡谷が開け、そこにも様々な遺跡が広がっています。

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山肌を削って作られた石窟の王室や墓は綺麗に残っていますが、拓けた土地にある遺跡は風化や洪水などでほとんどなくなってしまっていますね。

それでもこの広大で荒涼とした土地に壮麗な営みがあったと思うとそれは浪漫です。



ちなみに、「中東の3P」と言われているペトラ遺跡、残るはイランのペルセポリスとシリアのパルミラ。ペルセポリスは行ったことありまして、学術的にはペルセポリスも非常に重要なのでしょうが、桁違いにペトラの方が凄かったですね。それから、憧れの性技3Pである僕としては是非パルミラも行ってみたいところですが、シリアはいまや治安の問題から行けませんね……。


というわけでペトラでした。
ペトラは広くて遺跡が点在していますし、ペトラを擁するワディムーサという町も非常に雰囲気がいいため、時間がある方は、ワディムーサに滞在しつつ2日間に分けてペトラ散策する、ってのも良さそうですね。


明日はイスラエルに突入します!

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【travel/イスラエル編】GO!GO!BORDER!

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皆さんこんにちは。
アッサラームアレイコム。

最近このブログに来た方にこっそり教えますと、実はここ…… 料理ブログなんです!


えーーっ!


というわけで、今日はヨルダンのアンマンからイスラエルのエルサレムに向かった時の話をしたいと思います。


と、その前にイスラエルについてお勉強したいと思います。事前知識が必要な国ですからね!
あーっ、行かないで! アクセス数がーっ

さてイスラエルといえば、日本人からすると、「なんだかよくわからないけど、内戦の激しい危険な国」という印象ではないでしょうか?

イスラエルを語るに外せないのは、「パレスチナ問題」です。

腰掛けOLでもわかるオカザキッチン講座なので簡単に説明しますと、もともとアラブ系民族が住んでいたパレスチナという土地に、ユダヤ系国家のイスラエルが建国されてしまったことにより、両者でこの土地を奪い合っている、というのが「パレスチナ問題」です。

ほら、簡単。



第一次大戦中、イギリスがユダヤ人に協力を仰ぎ、「勝利した暁にはパレスチナにユダヤ人国家を建設するからさ!」と約束(これがイスラエルです)。差別と迫害の歴史を持つ彼らにとっては、悲願の国家建設です。

しかし一方で、もともとパレスチナに住んでいたアラブ人にも協力を仰ぎ、「勝利した暁にはここにアラブ人国家の独立を認めるからさ!」と約束。オスマン帝国占領下にあった彼らにとっては、悲願の独立です。


あれ?ちょっと待ってよ。
両方の民族に同じ約束をしちゃったの??

はい、そうなんです。
実にドイヒーブリテンです。


ずっと迫害を受け続けてきたたユダヤ人悲願の国家であるイスラエル、そしてそもそもそこにいたのに先進国の都合のとばっちりで追い出される羽目になってしまったアラブ人たちのパレスチナ。互いの強い想いは当然平行線となり、この相反する約束のおかげで、パレスチナという土地をユダヤ人とアラブ人で奪い合う事態となってしまったのです。

加えて、国連決議では、「う~~ん、まーー……  じゃあ土地を分割して棲み合いましょう。でもユダヤ人のエリアがちょっと多めで」という結果になったものだから、これまた「ふざけんなし!お前らが出てくべき!」と文字通り炎上し、一次、二次、三次…と延々と続く中東戦争に発展していくわけです。

ゆえに周囲の中東諸国とは非常に折り合いが悪く、国際社会の中でも、イスラエルを国として承認するか否かというのは国によってスタンスが違います。イスラエルは、アメリカと最も仲が良いため、同時に日本とも国交がしっかりあるわけですが、パレスチナを支持しているアラブ系の国家とはすこぶる仲がよろしくないわけですね。

現在もイスラエルとパレスチナ自治区は常に対立状態にあり、大規模な軍事侵攻や反乱運動が頻発しています。 

国際社会的には、パレスチナの国連オブザーバー加盟が承認されたり、見かけ上の整備はされてきてはいるものの、「土地を寄越せ!」「アホか!出てけ!」といった争いは絶えません。

軍事的に強いイスラエルが侵攻を繰り返すその過程で、パレスチナとしての土地は徐々に小さくなり、比例して難民は増え、封鎖され経済停滞しているパレスチナ自治区の生活は依然として厳しい状態です。

そしてこれは中東で起こっている遠い話というわけではなく、今も世界中の頭を悩ませる難民問題、テロ問題もここに端を発していたりもするわけですので、非常に業の深い問題なんです。


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はー、東京オカザキッチンは料理ブログなのにとってもお勉強になるね~
一体、何のブログなのかよくわからなくなってきました。


さて一方で、天才気質のユダヤ人国家であるからか、発展性著しい側面も持っているイスラエル、こういう情報って本当案外知られていないんですが、超ITベンチャー大国だということを知っていますか? 年間1000社もの起業が行われる国で、政府のベンチャー補助施策も非常に強力な国なんです。20年前からすでに "小学校" でのプログラミング教育が実施されており、ナスダックに上場している企業数も、中国に次いで第2位。人口900万人の小国でです。

イスラエルの国是は、「全世界に同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回して戦ってでも生き残る」。それは、迫害の日々という歴史があるからこそ、情報技術という現代の武器によって今度こそ世界で身を立てていこうとしていることなのです。


~FIN~ (語り部:オカザキッチン)


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え? 勝手に終わるな??
すいません。あまりにもキリが良すぎて。


そんな不思議の国のイスラエル。

ヨルダンの首都アンマンと、イスラエルの首都エルサレムは、実は距離にして車で3時間ほどの近距離にあります。その途中にある国境線はキングフセイン橋。そして上でもお勉強しましたが、ヨルダンはアラブ系国家で、親パレスチナの国です。つまりここは、国家として曖昧な状態にあるパレスチナの人々がヨルダンに入出国できるために作られた、非公式の国境線として存在しているのです。

もちろん入出国のための手続きや審査はありますが、存在としては非公式なので、この国境線を通っても、実はイスラエルの入出国記録がパスポートに残りません。イスラエルのスタンプがパスポートに残っていると、今後、前述の親パレスチナ国家への入国が拒否されてしまうため、僕のような旅行者的には、このキングフセインボーダーを使ってイスラエルに行って戻ってくる、というのはセオリーの行程なのです。

そう、この国境線は、パレスチナ人と旅行者が使う国境線として有名なんですね。



……そして、不安材料としては、僕は2年前にイスラエル敵対国の代表格である「イラン」の旅行をしているということ。つまりイスラエル側からしても親パレスチナ国家に入国したことのある旅行者というのは要チェック対象なのです。


ごめん、めっちゃ長くなったので笑、具体的な話はまた明日。

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【travel/イスラエル編】キングフセイン国境線

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昨日の記事からまぁそんなこんなでキングフセイン橋の国境線に向かうわけですが、じゃあ稀有で危険な方法なのかというと実のところはそんなこともないだろうというのが僕の予想です。

今までも旅の過程でなんとかならなかったことは僕にはそんなになく、強いてあげるとすれば、高校一年の時に好きだったゆりちゃんがなんともならなかった位なのですが、あれは今から思えばもう少し積極的に早い時期で思いを告げておくべきでした。

どうもありがとうございました。



え? 終わりじゃない?
何の話? イスラエル?

そうでした。

ヨルダンのアンマンからキングフセイン橋までは、タクシーなりでも行けますが、昨日ペトラ遺跡に向かった長距離バスの事務所前からも1日1本朝6:30発のバスが出ています。早い!

サンドイッチ買ってバスに乗り込みます。美味い。

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大体1時間と少しくらい揺られると、景色もだいぶ荒涼とした赤茶けた大地が遠くの方まで続くようになってきますが、反して車やバスの数が増えてきて、ボーダーが近づいてきたのかなと思います。

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これはヨルダン側のアライバルポイントですね。

国境線は写真撮影には非常にセンシティブで、撮っていると注意されるし面倒なことにはなりたくないのであまり写真は残っていないのですが……。


ヨルダン側は割とすんなり通れます。
事務手数料のようなものを事務所で払い、パスポートを預け、また乗ってきたバスに乗り込みます。そしてバスの中でパスポートを返され、ヨルダン国境とイスラエル国境の間にある1~2km程度の緩衝地帯を抜けていきます。

いつ何が起きてもおかしくないこの僅かのグレーゾーンエリアを抜けていくこの時間は少し緊張感があります。この荒涼とした乾いた土地はどちらの国にも所属していないというのが不思議な気分ですね。日本のような島国に住んでいるとこういう陸続きの国境は新鮮であり、なんだか不安な感じがします。

3~4分走ってイスラエル側イミグレーションに到着。

イスラエル側に来てまず思うのは……


女子の軍人さん多いの!!



ィヤッフ~~~~~~!!!!
美人多い!!!

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…すみません、取り乱しました。

しかしなぜでしょうか。

実はイスラエルは、基本的に男女含めて徴兵制がある世界的にも非常に珍しい国なんです。

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女性も2年間、大学前に国防軍勤務が義務化されており、またその配属も事務関係がメインとなってくるため、僕のような旅行者からすると要所で関わるのは若き女性軍人が多いということなんですね。

とはいってもミリタリー服に身を包む女性が多くいる光景はなかなか慣れませんね。やはりこういうところで平和ボケしている日本人としての、良く言えば幸せな、悪く言えば呑気な感覚が研ぎ澄まされるのは旅の醍醐味だと思います。


さて、入口でパスポートに何かよくわからないシールを貼られ、荷物検査などを経て、ついに鬼門となる入国審査です。周囲を敵対国に囲まれた地理的に難しい国の入国審査ですので、とにかく色んなことを質問され英語でやり取りしなければならないため、ここが世界で最もハードルの高い入国審査と言われる所以です。

英語の苦手な日本人旅行者たちですから、事前情報でもここの苦労話は非常に多かったです。ただ、ここ数年は治安も少し落ち着いていることもあり、定番の質問を2、3され通れたといった経験談も散見されていました。

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表向きはこんな感じのよくある入国審査という感じなんですけどね。

そしていよいよ僕の番が来て、どれくらいいる予定かとか、どこに行くかとか、イスラエルは初めてか、とか定番の質問をされていき、これはすんなり行けるか!?と思っていたのですが、

「イランには何の目的で行ったの?」


……来たか。


イランは、イスラエルの敵対国。
イラン入国スタンプのあるパスポートを持つ僕は普通の旅行者とは少し状況が違うのです。他ですと、シリアやレバノン、イラクといったところが対象になります。これらの国々の渡航履歴があると、別室で改めて尋問審査がされるということは事前情報で掴んでいました。


「…OK、あなたはちょっと別のところで待ってて」


やはり駄目だったか……。


そうしてしばらく待っていると、美人なお姉さん軍人の審査官がやってきました。別室行きになってかなり萎えていたのですが、あまりにも美人過ぎて俄然気合が入りました。

「じゃあ、色々質問させてね。日本での仕事や趣味は?ちなみに結婚はしている?していないのね。じゃあ彼女は?国際結婚についてはどう思う?私のことはタイプかしら?」



……へ、へへ…… 
もちろんじゃないですかお姉さん……。






ハッ!!!!


いや、違います。
そんな質問じゃありませんでした。

質問内容は、色々あったので敢えて書きませんが、イランでの滞在についてのあれこれや渡航理由と、日本での僕の仕事や生活についてのあれこれって感じでしたね。あと印象的だったのは、僕のスマホのアドレス帳をかなり細かく見られたことでしょうか。色々番号を打って検索していたので、多分イランの国電話番号、日本でいえば「+81」のような番号を探していたんじゃないかと思います。

念のためイランの妻たちの連絡先を隠していて助かりました。

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昨日も書きましたが、ここは非公式なボーダーなので、パスポートにスタンプは押されず、このような入国発行証が滞在期間中の存在証明になります。


まぁ、しかし別室送りになると5時間かかるとかいう恐ろしい経験談も見たことがあったのですが、意外と1時間ロスくらいですんなり終わった印象です。

確かにこれまで経験した国境越えの中では段違いに時間も手続きもかかるものではありましたが、終わってしまえばなんてことはなく、「Welcome to Israel!」と、気持ちよく入国することができました。


と、いうわけでイスラエルボーダーから乗り合いバンにて1時間、首都エルサレムに到着です!

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