というわけで、北は北海道から南は沖ノ鳥島まで日本全国のみなさんお元気でしたか。
僕はね、皆さんのご心配に反して元気でしたよ。ちゃんと覚えていてくれましたか、僕のこと。そうそう、東洋のジョニーデップと呼ばれているわたくし東京オカザキッチンです。
さて、はじめましての方のために書いておきますと、当ブログは「どうでもいい話+音楽+料理レシピ」という意味不明な料理ブログなわけですが(一応)、僕が旅行から帰ってきてから1週間程度しばらくの間だけ、旅ブログと化します。
普段の料理ブログよりもこの旅ブログの方が面白いというお褒めの言葉をよく頂戴し、自分の存在意義を疑う複雑な思いを抱いたりもするわけですが、皆さんと素敵な土地を共有したいという思いから書かせていただいています。特に今回のイランのような国だと、実際に旅した人がその良さを伝えるってことは大切なことだと思いますね。
そしてわたくしオカザキッチンはイラン行ってる間に誕生日でしたよ。
ありがとうございます、あ、ありがとうございます。
大丈夫ですよ。皆さん座ってください、大丈夫です。お布施は事務所を通してくださいね。
でも、もう30代も半ばに差し掛かってきますと自分の誕生日どうでもよくなってるんですね。それは裏を返せば祝ってくれる人が誰もいないからどうでもよくなってるという(チラッ)、本当は誰か特定の人に祝ってもらいたい気持ちも(チラツ)、もちろんあるんですけどね(チラッ)、そんなわけでサラッと誕生日をイランで過ごすことになりました。しかしイランで迎える誕生日はですね……
特に何もなかったです。
全米が泣いた。
さてそんなイランという国ですが、何といっても皆さんの中にあるのは、「イランって悪の枢軸でしょ?なんか怖い!イスラム教危ない!」といった印象だと思います。
ですが僕は声を大にして言いたい。
こんな旅行のしやすい国なかなか無い、と。
正直、東南アジアのどの国よりも旅行はしやすいんじゃないかと思いました。言い過ぎかもしれませんが、ええそれくらいに。
まずですね、人がめちゃくちゃ優しいですね。親日ここに極まれりという感じでした。まぁ日本は経済成長期の大復興と培った技術力が評価され、割合色んな国で愛されている国だとは思いますが、それにしたってイラン人は日本人のこと好きです。
困っているとすぐ寄ってきて一緒に調べてくれたり、行きたいところまで連れていってくれたり、タダでタクシー乗せてくれたり、ゴハンのお金とかも切り捨ててくれたり、とにかくこちらの相談に親身にのってくれる気質のようです。日本人も親切気質だと思いますが、一方でそれをアウトプットするほどまでではない、という人が多いと思います。イラン人は「シャイじゃない日本人」って感じでしょうか。
あと、とても平和でしたよ。
今まで行った中ではかなり平和を感じる国だったと思います。まぁここは感覚は個々によるものだと思うのであまり言及しませんが、僕個人の感覚としては、そうでした。
そして整った交通網。バス網がしっかり整っており、時間も正確、バス自体も日本の夜行バスのような高級車。列車もありますし、飛行機で移動したければ国内線は3~5千円もあれば乗れるという低価格展開。
気候もいいですね。
乾燥地帯なんで不快な感じはないですし、昼はカラッと、夜は涼しいって感じで。四季もしっかりある国ですんで、折々の魅力があると思います。
そしてなんといっても美人が多い。しかもそんじょそこらの美人ではない美人が多い。強いて言えば「ローラがそこら中を歩いている」とでも言いましょうか(※ローラはバングラ系ですが)。しかし、「そこのちゃんねー!」と、日本のノリでいくとイスラムの教義に則りパイプカットされるかもしれませんので無茶はしませんでした。そんな教義ないけど。
いやあ、素晴らしい国です。
アッラー!
イランとアメリカは非常に仲が悪いんですね。そして、アメリカの友好国日本ということで、いかに普段僕らはメディアに印象操作されているのかというのを身をもって実感しました。テレビや新聞で報道されていることと、自分の目で見た実際の世界がここまで違うのか、というのを心底感じた旅だったように思えます。
そしてイランは観光誘致をもっと外に対して行えばいいのにと思いました。
まぁ国としての考え方などあるでしょうから、現在のイラン政府があまりそういうスタンスではないのかもしれませんが…… だって知ってますか?イランは中東で世界遺産の数が圧倒的に多い国なのです。しかも高水準の素晴らしいものがいくつもあります。ということを日本の皆さんもだいぶ知らないと思います。明日から紹介していきます。
いいと思いますよ、イラン。
ひとつ難癖を付けるなら、メシが微妙ですね。
ひとつひとつの料理は割合美味しいのですが、いかんせんバリエーションが無いため、毎日同じような料理ばっかり食べてる感じがしました。しかもそれがジャンキーなもんでビールが飲みたい!……のですが、ここはれっきとした厳格なイスラム国。
酒が飲めません。
串焼きやらケバブやらピザやらが主力なのに、ビール飲めないん!
毎日スプライトかクソまずいノンアルコールビールでごまかしてました。
そこは許してよ!アッラー!
そんなイランですが、今や何かと話題になるイスラム教国家です。
でも何かゆるいところがあるのか、これまで行ったイスラム教の国々のように、毎日定時にアザーンという礼拝歌が街中に流れたりすることもありませんでしたし、街中でお祈りが始まるようなこともありませんでしたし、若い女子たちは、頭こそ布で覆っているものの服装は結構オシャレな感じでした。変わりつつあるのかもしれません。
イスラム教全体としては9割がスンニ派、1割がシーア派という割合ですが、珍しいことにイランは、シーア派が国の大部分を占めます。
例えるならば、女の子との居酒屋デートで焼鳥の味を聞かれたときの注文の仕方が、塩:タレ=9:1にならざるを得ないような比率だと思いますが、本当は僕はタレ派であるにも関わらず、そこで相手を気にして「タレで!」と言えない僕はチキンなのかもしれせんが焼鳥なだけにね、すいません何が言いたいのかわからなくなってきました。
ちなみに世界を震撼させているISISなどテロリストチームは皆スンニ派なので、むしろイラン人は敵迫害対象になっているくらいです。日本人と北朝鮮人が同じ顔をしていても「全くちゃいますよ」と言いたいのと同じように、イラン人も顔こそ特濃ソース顔髭もじゃの方たちですが、人格は非常に穏やかです。
まぁ細かいイスラム宗教観に興味がある方は、是非本など読んでみてください。図書館なんかにも沢山おいてあると思います。僕も読んでみようと思います。
長々とすみませんでした。
明日からもしばらくイラン祭です。
明日はイランが誇る美麗都市イスファハンからお送りします。
このオッサンに淫語を沢山教えてもらいました。
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