東京オカザキッチン : 【reipe】チキントマトソテー／【movie】黒い司法

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ビバ、東京オカザキッチンです。

たまに出会う掘り出し物映画、まさにこういう骨太な映画にこそ映画賞など快挙を獲ってもらいたいと思います。

【黒い司法】　2020　アメリカ

1980年代のアラバマ州を舞台に、冤罪にて死刑判決を受けた黒人たちの自由のために奮闘する弁護士を描いた作品。

実話に基づいているとのことで、何が驚くって、こんなあからさまな人種差別が、僕が生まれた80年代にアラバマ州では普通に行われていたということですよ。

当たり前のように降りかかる脅迫、黒人を貶める偽証に対する恩赦、非協力的な白人司法関係者たち……　主役である使命感に燃える若き弁護士がそもそも黒人ということもあり、前途多難な茨道をひとつひとつこじ開けていくストーリー展開は見る者を強く惹き付けますし、勝利を勝ち取るであろうラストに向かう流れもある程度予想できるとはいえ、非常に考えさせられるものがあります。

重い現実に静かに熱く立ち向かっていく個々の演技も素晴らしく、主演のマイケル・Ｂ・ジョーダンの演技には目を見張るものがあります。

語弊があるかもしれませんが、「人種問題」というのはコンテンツとしても凄く描きやすいうえに問題提起もメッセージ性もわかりやすい舞台装置です。お隣の韓国映画を見ていても、南北の民族分断ネタというのは、どんな映画にも大なり小なり入り込んでくるテーマですよね。

しかし単一民族国家として歴史を紡いできた日本にとって、この問題は映画のネタとしてはほとんど扱うことができない惜しいものなんです。でもあらゆる規制緩和で諸外国人が増えている現在を経て10年後20年後には、この手の骨太の社会派系邦画が出てくるかもしれませんね。

いや、ええもん見させてもらいました。
脚本、演技、展開、背景、すべてが高次元でまとまった社会派系映画です。

【チキントマトソテー】　２人分
鶏肉　２枚
塩、こしょう　少々

トマト缶　1/2量

にんにく　１片

チーズ　適量

コンソメ　小さじ１

赤ワイン　50ｃｃ

アスパラガスなど野菜　適量
黒こしょう　適量

１．鶏肉は両面塩、こしょうをして、余計な脂身を落とす。にんにくはスライスする。
２．フライパンに油を熱し、中～強火で片面ずつ１分程度火を入れたら、弱火にし皮目を下にして蓋をして、10～12分程度焼く。
３．鶏肉を休ませている間に、フライパンににんにく、トマト缶、赤ワイン、コンソメ、野菜類を入れて２～３分煮詰める。
４．切り分けた（２）に（３）、チーズをかけ黒こしょうを挽いて完成。

みんな大好きなやつ。

本日ここまで。お粗末！！

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