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「ID: okazakitchen」
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皆さんおはようございます。
アッサラームアレイコム。
昨日の記事からまぁそんなこんなでキングフセイン橋の国境線に向かうわけですが、じゃあ稀有で危険な方法なのかというと実のところはそんなこともないだろうというのが僕の予想です。
今までも旅の過程でなんとかならなかったことは僕にはそんなになく、強いてあげるとすれば、高校一年の時に好きだったゆりちゃんがなんともならなかった位なのですが、あれは今から思えばもう少し積極的に早い時期で思いを告げておくべきでした。
どうもありがとうございました。
え? 終わりじゃない?
何の話? イスラエル?
そうでした。
ヨルダンのアンマンからキングフセイン橋までは、タクシーなりでも行けますが、昨日ペトラ遺跡に向かった長距離バスの事務所前からも1日1本朝6:30発のバスが出ています。早い!
サンドイッチ買ってバスに乗り込みます。美味い。

大体1時間と少しくらい揺られると、景色もだいぶ荒涼とした赤茶けた大地が遠くの方まで続くようになってきますが、反して車やバスの数が増えてきて、ボーダーが近づいてきたのかなと思います。

これはヨルダン側のアライバルポイントですね。
国境線は写真撮影には非常にセンシティブで、撮っていると注意されるし面倒なことにはなりたくないのであまり写真は残っていないのですが……。
ヨルダン側は割とすんなり通れます。
事務手数料のようなものを事務所で払い、パスポートを預け、また乗ってきたバスに乗り込みます。そしてバスの中でパスポートを返され、ヨルダン国境とイスラエル国境の間にある1~2km程度の緩衝地帯を抜けていきます。
いつ何が起きてもおかしくないこの僅かのグレーゾーンエリアを抜けていくこの時間は少し緊張感があります。この荒涼とした乾いた土地はどちらの国にも所属していないというのが不思議な気分ですね。日本のような島国に住んでいるとこういう陸続きの国境は新鮮であり、なんだか不安な感じがします。
3~4分走ってイスラエル側イミグレーションに到着。
イスラエル側に来てまず思うのは……
女子の軍人さん多いの!!
ィヤッフ~~~~~~!!!!
美人多い!!!

…すみません、取り乱しました。
しかしなぜでしょうか。
実はイスラエルは、基本的に男女含めて徴兵制がある世界的にも非常に珍しい国なんです。

女性も2年間、大学前に国防軍勤務が義務化されており、またその配属も事務関係がメインとなってくるため、僕のような旅行者からすると要所で関わるのは若き女性軍人が多いということなんですね。
とはいってもミリタリー服に身を包む女性が多くいる光景はなかなか慣れませんね。やはりこういうところで平和ボケしている日本人としての、良く言えば幸せな、悪く言えば呑気な感覚が研ぎ澄まされるのは旅の醍醐味だと思います。
さて、入口でパスポートに何かよくわからないシールを貼られ、荷物検査などを経て、ついに鬼門となる入国審査です。周囲を敵対国に囲まれた地理的に難しい国の入国審査ですので、とにかく色んなことを質問され英語でやり取りしなければならないため、ここが世界で最もハードルの高い入国審査と言われる所以です。
英語の苦手な日本人旅行者たちですから、事前情報でもここの苦労話は非常に多かったです。ただ、ここ数年は治安も少し落ち着いていることもあり、定番の質問を2、3され通れたといった経験談も散見されていました。

表向きはこんな感じのよくある入国審査という感じなんですけどね。
そしていよいよ僕の番が来て、どれくらいいる予定かとか、どこに行くかとか、イスラエルは初めてか、とか定番の質問をされていき、これはすんなり行けるか!?と思っていたのですが、
「イランには何の目的で行ったの?」
……来たか。
イランは、イスラエルの敵対国。
イラン入国スタンプのあるパスポートを持つ僕は普通の旅行者とは少し状況が違うのです。他ですと、シリアやレバノン、イラクといったところが対象になります。これらの国々の渡航履歴があると、別室で改めて尋問審査がされるということは事前情報で掴んでいました。
「…OK、あなたはちょっと別のところで待ってて」
やはり駄目だったか……。
そうしてしばらく待っていると、美人なお姉さん軍人の審査官がやってきました。別室行きになってかなり萎えていたのですが、あまりにも美人過ぎて俄然気合が入りました。
「じゃあ、色々質問させてね。日本での仕事や趣味は?ちなみに結婚はしている?していないのね。じゃあ彼女は?国際結婚についてはどう思う?私のことはタイプかしら?」
……へ、へへ……
もちろんじゃないですかお姉さん……。
ハッ!!!!
いや、違います。
そんな質問じゃありませんでした。
質問内容は、色々あったので敢えて書きませんが、イランでの滞在についてのあれこれや渡航理由と、日本での僕の仕事や生活についてのあれこれって感じでしたね。あと印象的だったのは、僕のスマホのアドレス帳をかなり細かく見られたことでしょうか。色々番号を打って検索していたので、多分イランの国電話番号、日本でいえば「+81」のような番号を探していたんじゃないかと思います。
念のためイランの妻たちの連絡先を隠していて助かりました。

昨日も書きましたが、ここは非公式なボーダーなので、パスポートにスタンプは押されず、このような入国発行証が滞在期間中の存在証明になります。
まぁ、しかし別室送りになると5時間かかるとかいう恐ろしい経験談も見たことがあったのですが、意外と1時間ロスくらいですんなり終わった印象です。
確かにこれまで経験した国境越えの中では段違いに時間も手続きもかかるものではありましたが、終わってしまえばなんてことはなく、「Welcome to Israel!」と、気持ちよく入国することができました。
と、いうわけでイスラエルボーダーから乗り合いバンにて1時間、首都エルサレムに到着です!

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普段とは違う僕が見れるかもしれません笑。
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