jordanisrael (209)

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皆さんこんにちは。
アッサラームアレイコム。

最近このブログに来た方にこっそり教えますと、実はここ…… 料理ブログなんです!


えーーっ!


というわけで、今日はヨルダンのアンマンからイスラエルのエルサレムに向かった時の話をしたいと思います。


と、その前にイスラエルについてお勉強したいと思います。事前知識が必要な国ですからね!
あーっ、行かないで! アクセス数がーっ

さてイスラエルといえば、日本人からすると、「なんだかよくわからないけど、内戦の激しい危険な国」という印象ではないでしょうか?

イスラエルを語るに外せないのは、「パレスチナ問題」です。

腰掛けOLでもわかるオカザキッチン講座なので簡単に説明しますと、もともとアラブ系民族が住んでいたパレスチナという土地に、ユダヤ系国家のイスラエルが建国されてしまったことにより、両者でこの土地を奪い合っている、というのが「パレスチナ問題」です。

ほら、簡単。



第一次大戦中、イギリスがユダヤ人に協力を仰ぎ、「勝利した暁にはパレスチナにユダヤ人国家を建設するからさ!」と約束(これがイスラエルです)。差別と迫害の歴史を持つ彼らにとっては、悲願の国家建設です。

しかし一方で、もともとパレスチナに住んでいたアラブ人にも協力を仰ぎ、「勝利した暁にはここにアラブ人国家の独立を認めるからさ!」と約束。オスマン帝国占領下にあった彼らにとっては、悲願の独立です。


あれ?ちょっと待ってよ。
両方の民族に同じ約束をしちゃったの??

はい、そうなんです。
実にドイヒーブリテンです。


ずっと迫害を受け続けてきたたユダヤ人悲願の国家であるイスラエル、そしてそもそもそこにいたのに先進国の都合のとばっちりで追い出される羽目になってしまったアラブ人たちのパレスチナ。互いの強い想いは当然平行線となり、この相反する約束のおかげで、パレスチナという土地をユダヤ人とアラブ人で奪い合う事態となってしまったのです。

加えて、国連決議では、「う~~ん、まーー……  じゃあ土地を分割して棲み合いましょう。でもユダヤ人のエリアがちょっと多めで」という結果になったものだから、これまた「ふざけんなし!お前らが出てくべき!」と文字通り炎上し、一次、二次、三次…と延々と続く中東戦争に発展していくわけです。

ゆえに周囲の中東諸国とは非常に折り合いが悪く、国際社会の中でも、イスラエルを国として承認するか否かというのは国によってスタンスが違います。イスラエルは、アメリカと最も仲が良いため、同時に日本とも国交がしっかりあるわけですが、パレスチナを支持しているアラブ系の国家とはすこぶる仲がよろしくないわけですね。

現在もイスラエルとパレスチナ自治区は常に対立状態にあり、大規模な軍事侵攻や反乱運動が頻発しています。 

国際社会的には、パレスチナの国連オブザーバー加盟が承認されたり、見かけ上の整備はされてきてはいるものの、「土地を寄越せ!」「アホか!出てけ!」といった争いは絶えません。

軍事的に強いイスラエルが侵攻を繰り返すその過程で、パレスチナとしての土地は徐々に小さくなり、比例して難民は増え、封鎖され経済停滞しているパレスチナ自治区の生活は依然として厳しい状態です。

そしてこれは中東で起こっている遠い話というわけではなく、今も世界中の頭を悩ませる難民問題、テロ問題もここに端を発していたりもするわけですので、非常に業の深い問題なんです。


jordanisrael (221)


はー、東京オカザキッチンは料理ブログなのにとってもお勉強になるね~
一体、何のブログなのかよくわからなくなってきました。


さて一方で、天才気質のユダヤ人国家であるからか、発展性著しい側面も持っているイスラエル、こういう情報って本当案外知られていないんですが、超ITベンチャー大国だということを知っていますか? 年間1000社もの起業が行われる国で、政府のベンチャー補助施策も非常に強力な国なんです。20年前からすでに "小学校" でのプログラミング教育が実施されており、ナスダックに上場している企業数も、中国に次いで第2位。人口900万人の小国でです。

イスラエルの国是は、「全世界に同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回して戦ってでも生き残る」。それは、迫害の日々という歴史があるからこそ、情報技術という現代の武器によって今度こそ世界で身を立てていこうとしていることなのです。


~FIN~ (語り部:オカザキッチン)


jordanisrael (106)








え? 勝手に終わるな??
すいません。あまりにもキリが良すぎて。


そんな不思議の国のイスラエル。

ヨルダンの首都アンマンと、イスラエルの首都エルサレムは、実は距離にして車で3時間ほどの近距離にあります。その途中にある国境線はキングフセイン橋。そして上でもお勉強しましたが、ヨルダンはアラブ系国家で、親パレスチナの国です。つまりここは、国家として曖昧な状態にあるパレスチナの人々がヨルダンに入出国できるために作られた、非公式の国境線として存在しているのです。

もちろん入出国のための手続きや審査はありますが、存在としては非公式なので、この国境線を通っても、実はイスラエルの入出国記録がパスポートに残りません。イスラエルのスタンプがパスポートに残っていると、今後、前述の親パレスチナ国家への入国が拒否されてしまうため、僕のような旅行者的には、このキングフセインボーダーを使ってイスラエルに行って戻ってくる、というのはセオリーの行程なのです。

そう、この国境線は、パレスチナ人と旅行者が使う国境線として有名なんですね。



……そして、不安材料としては、僕は2年前にイスラエル敵対国の代表格である「イラン」の旅行をしているということ。つまりイスラエル側からしても親パレスチナ国家に入国したことのある旅行者というのは要チェック対象なのです。


ごめん、めっちゃ長くなったので笑、具体的な話はまた明日。

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本日ここまで!

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