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祝アカデミー賞ということでね。
こういう作品が獲るってのは良いことですね。

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【グリーンブック】 2018 アメリカ

時は60年代のアメリカ、黒人天才ピアニストのドン・シャーリーが差別の激しいアメリカ南部をツアーするに際してドライバー兼用心棒として雇用したのは、直情的で粗野なイタリア系白人のトニー。共通項も少なく最初は仲良くなる兆しの見えないふたりの旅ですが、少しずつ互いの理解を深めながらコンサートをこなしていく秀逸ロードムービー。


設定やストーリー、そして最後に至るまでの展開は正直使い古されたものだと思います。驚きやハラハラはそこにはありません。ですが、丁寧に紡がれるストーリーに、主演の2人の存在感、爆笑は誘わないがくすりとさせるセンスの良いさりげないコメディ要素。非常にバランス感覚に優れた映画だと思います。


白人と黒人の心の通わせ合いというと、フランス映画「最強のふたり」をどうしても想起してしまいますが、正直個人的にはこちらの方が好きですね。

何故ならば、従来の白人×黒人の力関係が逆で描かれているからです。

白人主人公が粗野で横暴、黒人主人公が教養と知識を備えている。この逆さまの設定が非常にうまく利いていて、音楽の腕は認められながらも人種としては差別を受ける矛盾をひとり抱えるドン・シャーリーの苦悩、ここは演者マハーシャラ・アリ、静かなる怒りの機微が見事だったと思います。ゆえに最後のバーでのライブシーンのカタルシスが凄い。泣けます。

もう一方の主演、ヴィゴ・モーテンセン、最初20kg増量により誰かわかりませんでしたが、陽気で大雑把な性格が徐々にシャーリーの闇を温かく包んでいく様を見事に演じています。


グリーンブックというのは、当時の黒人が旅行をする際のガイドブックのこと。当時は黒人だからという理由だけで宿泊のできないホテルやレストラン、施設が非常に多く、それを避けるための情報誌なんですね。差別問題というのは常に社会の隙間に存在しているのだと思いますが、50年前のあまりにもあからさまな差別が今からすると信じられない程のものですね。

派手さはないものの、単館系映画好きならば間違いない一作です。
ラストシーンも凄く染みる。温かい映画です。



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【本日のレシピ】
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【ねぎだく蕎麦】 1人分
そば 1玉
*めんつゆ(3倍濃縮) 50cc
*しょうゆ 小さじ1
*みりん 小さじ1
*お湯 200cc
白髪ねぎ 1/2本分
小口切り 1/2本分
青葱小口切り 10cm程度 
こねぎ 2本分

1.ねぎ1本から、白髪ねぎ、小口切り、青ねぎ部分の小口切り、こねぎ小口切りを作る。
2.そばを湯がいて湯切りし、(*)に入れる。
3.上に(1)をのせて完成。


ねぎを喰らい尽くせ!
ねぎって切り方によって全く印象が変わっていくから好きですよ。

本日ここまで!

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