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熟女キラー、東京オカザキッチンです。
さて、2017年も早いもので残すところあと11ヶ月となりました。

1月のうちに記事にしようと思っていてなんとなくしそびれていたのが、「2016年映画ランキング」です。

僕、映画舘に行くの結構好きで、週末ヒマな時とかは、よくおひとり様映画とかします。最近はあんまり機会に恵まれませんが、女の子とデートで映画行くのとかも凄い好きです。そんな僕が昨年映画館で見た中で良かったものをランキング形式で紹介したいと思います。

2016年は稀に見る邦画の当たり年、さらにいうとアニメ映画の当たり年だったと思います。日本映画ってのはいいですよね。僕はCGや巨額の制作費をかけてドンパチやるハリウッド映画のようなものよりも、どちらかというとしっとりとした邦画や仏画のほうが好きだったりします。これは好みなので、どちらがいい悪いという論議をするつもりありませんが、つまりまぁだいぶ偏ってます。


社会人やりながら料理も音楽もやって映画も好きだなんて、死角なしにして、女子とやっていく資格もないんじゃないかと思ってしまいます。



では、2016年俺的映画ランキングです。


どうぞ!




1.この世界の片隅に

2016年の1,2は、本作か「君の名は。」かの2択だと思います。順位が逆でもいいと思いますね。この作品は、歴史に残るレベルの戦争映画にしてアニメ映画、演出は激しいですが絵のタッチは柔らかく、絶妙なバランスで見れる戦争映画です。イラスト、音楽、演出、構成、すべてにおいて最高だと思える映画で、是非日本国民の皆さんには見てほしい映画です。


2.君の名は。

こちらも歴史的傑作アニメ、興行収入も凄まじいことになっていますね。ハッピーエンドを描けるようになった新海誠の、過去作を総ざらいした集大成というイメージがあります。今の若い世代を一心に引きつけ、上の世代も瑞々しい気持ちにさせる稀有な作品でした。


3.シングストリート

80年代、アイルランドの少年たちがバンド活動をする、テーマとしてはよくある話、ですがこれは全ての洋楽好きバンドマンに見てほしい映画です。正直2016年折り返しの時点では、この作品が2016年1位となる確信を持ったくらいの名作です。音楽も素晴らしい。主人公たちのモデルは恐らくU2のボノとエッジ。


4.ヒメアノ~ル

アニメを抜けば、個人的に邦楽トップはこの作品でした。日常と狂気を演出をもって交差させる巧みさ、映画界常連の若き演技派出演陣に加えて、ジャニーズタレントである森田剛演じる殺人鬼との組み合わせの気持ち悪さも最高でした。


5.シン・ゴジラ

これも圧倒された映画でしたね~。正直少しなめてましたが、庵野節満載で、従来のゴジラへのリスペクトと、現代映画としての進化をあわせもつ素晴らしい作品だったのではないでしょうか!キャストの豪華さも凄くて、エンドロールがこんなに楽しい映画というのも珍しい笑。


6.最高の花婿

由緒ある、というかむしろ差別的ですらあるフランスの富豪の4人娘が全員外国人と結婚してしまうという異文化理解コメディ。痛快にして爽快。見終わったとのさっぱり感は素晴らしいものがありますね。これ、通常だったらトップ3に食い込んでもいいくらい面白かったんですけど、まぁ昨年は豊作だったということですね。


7.湯を沸かすほどの熱い愛

これも熱い映画でした。泣かせどころが何度も来る来る。主役で圧巻の宮沢りえや駄目人間でハマるオダギリジョーも良かったんですが、特筆すべきは娘役の杉咲花。GREAT。ラストシーンは最高の演出を以て非常に印象的なイメージを鑑賞者に残します。


8.Supersonic

90年代中盤のイギリスと世界のロックシーンを支えたオアシス、僕も大好きなバンドでした。オアシスのギャラガー兄弟監修による、当時もっとも勢いがあった時期の彼らのドキュメンタリー。これはファンなら必見。僕は、デビュー前にスタジオで「All Around The World」を演奏しているシーンで泣けました。


9.奇跡の教室

こちらもフランス映画ですね。こういう落ちこぼれクラスと熱血教師という対比はもうなんというか黄金設定ですよね。実話をベースにした物語ということで、非常にそれも胸が熱くなるものがあります。


10.オーバー・フェンス

僕の大好きな山下敦弘監督の映画です。駄目人間の閉塞感を撮らせたら右に出るものはおらず、本作そんな山下節満載です。オダジョーと蒼井優もイメージそのまんまのハマリ役だったと思います。小さな町の小さな話ですが、そういう物語こそ映画的だったりします。


次点.フラワーショウ!

アイルランド映画。ガーデニングの世界的祭典「チェルシー・フラワーショウ」に、野草をもとに荒々しい自然界を表現してセンセーションを巻き起こす、というこれも実際にあった話をもとにしています。



てな感じですね。
こう見ると、僕はアメリカ映画をほとんど見ませんね笑。

2016年個人的に最も良かった映画は、「この世界の片隅に」だと思います。ただ、この作品、作品自体もちろん素晴らしい完成度ですが、加えて「凄すぎた『君の名は。』へのアンチテーゼ的作品」といいますか、「君の名は。」という超大衆成功アニメがいたからこそ、反面でこの評価を得ているとも僕は思っています(反論ありそうですが)。

正直、「君の名は。」は、僕は見終わった後しばらく立てませんでした。良すぎて。
だから響いたという点ではこっちです。僕みたいな大人になりきれないピーターパン(34)には、本当に響く映画でした。

色々な要素を考えて、結果的には「この世界の~」を1位に立てますが、もうここはどっちがどうってレベルじゃないです、僕の中では。

少し先の将来、「2016年って年は『この世界の片隅に』と『君の名は。』が一挙に公開された年でね」「マジ?凄い年だね!」という会話がなされる、それくらい凄い2作品だったんじゃないかなと思います。


最後に言いますが、ここは料理ブログです。

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本日も駄文お付き合いくださりありがとうございました。
最後にお手数ですが、 



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