国境のトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。
川端康成「雪国」の冒頭です。
夜の底が白くなった、なんて表現、天才としか思えません。
どうも、こんにちは。
やみつきになってしまうのはよっちゃんイカか東京オカザキッチンです。
キャベツ太郎先生も良いライバルですね。あれも僕の妄想くらい止まりません。
ポッキーもやみつき代表ですが、僕はボッキーの方が好きです。
どうでもいいくだりで失礼しました。
アカウント消されないように今日もひっそりといきたいと思います。
さて、そんな雪国ですが、先日ブログつながりのyamauchiさんから、twitter経由で白神山地お膝元の写真を送っていただきました。もう大雪状態ですね。同じ日本とは思えません。
白神山地は、実は僕学生の頃に行ったことあります。
当時の彼女とラブラブ旅行だったのでよく覚えています。
皆さんにも紹介したいと思います!
ちょっと待ってね、写真探してみます。
えーと…。
……。
一人旅でした。
記憶が改竄されていました。
当時学生だった僕は、お金をためてタイを旅しました。
ですが、まだバックパッカーの肌感覚に慣れていなかったため、思った以上にお金が余ってしまったのですね。ならば夏休み、この残った3万円を使って風俗に……ゲフゴフ……ではなく、もうひとつ国内旅行でもしようかななんて思い立ちまして、9月末に夜行バスで青森に向かったのです。
皆さん夜行バスはイヤだと言いますが、東南アジアの劣悪夜行バス乗った直後だった僕は、日本の夜行バスはビジネスクラス並みやな!と思いました。実に安い男でした。
数日使った青森旅行ではありましたが、目的は世界遺産「白神山地」です。当時日本の自然遺産は白神山地と屋久島のみでして、まぁ屋久島はインパクトあるので誰もが知っているのですが、白神山地は案外マイナーというか、いったいどんなところなの、何があるの、って知られていないものでした。今もそうですよね。
最大規模のブナ原生林が世界的にも大変貴重な白神山地なわけですが、例えば屋久島の縄文杉といったように、ランドマーク的な何かがあるわけではないので、言ってしまえば、ひたすら山。原生林の山々が延々と広がっているに過ぎないのですが、それでも雄大な山の景色は見る者に迫ってくるものがありました。
そして白神山地はとにかく水が綺麗でした。
ここでひとり岩の上に座って弁当を食べたのもいい思い出です。
ここ、大変気持ち良くて感じるものも強く、女子的に言うとパワースポットでしたが、そういうの僕はどうでもいいので、普通にお弁当食べました。
また、白神山地には「十二湖」と呼ばれる湖沼群があるのですが、そのうちのひとつに「青池」と呼ばれる湖があります。まぁ湖と呼ぶにはちょっと小さい水たまりみたいな池なんですが、非常に透明度の高い深いブルーを観ることができます。
恐らくここが一番の白神山地スポットなのではないかなぁと思います。
なぜこんな青色になるかというのは、特に解明されていないらしく、とても神秘的な雰囲気を持っています。特に陽光が差し込んだときに、底の方まで鮮やかなブルーが透けて見える様は、見ごたえ抜群でしたね。
と、そんなこんなで白神山地の見どころをなんとなく一日がかりでまわりつつ、僕は山地のふもとのバス停から青森駅に向かうことにしました。
これがまた遠いんです。
BGM 七尾旅人 Memory Lane
夕暮れの道、バスに乗っていたのは僕ひとりでした。
窓から見える風景は、東京では見られない黄金色の田園風景でした。ただそれだけの風景が遠くまで続く何の変わり映えもしない景色に僕は言葉を失いました。
旅の雰囲気がそうさせるのか、僕はバスの運ちゃんに、関東から一人旅で来たんだと言いました。
運ちゃんは、
「そうか。兄ちゃん、学生なのにこんな何もないところ、来てくれてありがとうな!」
と、僕しかいない車内に向けて、アナウンスで言いました。
でも僕は、何もないとは思いませんでした。
少なくとも東京には、こういうシチュエーション、こういう心遣いに触れることはあまりないなと思いました。
「何もない」って、何がないことなんだろう。
「何かがある」ってのは、いったい何があることを言うんだろう。
僕は、「大切なもの」とは一体何なのかということをこの頃から考えるようになりました。
それは、間違いなく旅から学んだことなのです。
夜の底が白くなった。
川端康成「雪国」の冒頭です。
夜の底が白くなった、なんて表現、天才としか思えません。
どうも、こんにちは。
やみつきになってしまうのはよっちゃんイカか東京オカザキッチンです。
キャベツ太郎先生も良いライバルですね。あれも僕の妄想くらい止まりません。
ポッキーもやみつき代表ですが、僕はボッキーの方が好きです。
どうでもいいくだりで失礼しました。
アカウント消されないように今日もひっそりといきたいと思います。
さて、そんな雪国ですが、先日ブログつながりのyamauchiさんから、twitter経由で白神山地お膝元の写真を送っていただきました。もう大雪状態ですね。同じ日本とは思えません。
白神山地は、実は僕学生の頃に行ったことあります。
当時の彼女とラブラブ旅行だったのでよく覚えています。
皆さんにも紹介したいと思います!
ちょっと待ってね、写真探してみます。
えーと…。
……。
一人旅でした。
記憶が改竄されていました。
当時学生だった僕は、お金をためてタイを旅しました。
ですが、まだバックパッカーの肌感覚に慣れていなかったため、思った以上にお金が余ってしまったのですね。ならば夏休み、この残った3万円を使って風俗に……ゲフゴフ……ではなく、もうひとつ国内旅行でもしようかななんて思い立ちまして、9月末に夜行バスで青森に向かったのです。
皆さん夜行バスはイヤだと言いますが、東南アジアの劣悪夜行バス乗った直後だった僕は、日本の夜行バスはビジネスクラス並みやな!と思いました。実に安い男でした。
数日使った青森旅行ではありましたが、目的は世界遺産「白神山地」です。当時日本の自然遺産は白神山地と屋久島のみでして、まぁ屋久島はインパクトあるので誰もが知っているのですが、白神山地は案外マイナーというか、いったいどんなところなの、何があるの、って知られていないものでした。今もそうですよね。
最大規模のブナ原生林が世界的にも大変貴重な白神山地なわけですが、例えば屋久島の縄文杉といったように、ランドマーク的な何かがあるわけではないので、言ってしまえば、ひたすら山。原生林の山々が延々と広がっているに過ぎないのですが、それでも雄大な山の景色は見る者に迫ってくるものがありました。
そして白神山地はとにかく水が綺麗でした。
ここでひとり岩の上に座って弁当を食べたのもいい思い出です。
ここ、大変気持ち良くて感じるものも強く、女子的に言うとパワースポットでしたが、そういうの僕はどうでもいいので、普通にお弁当食べました。
また、白神山地には「十二湖」と呼ばれる湖沼群があるのですが、そのうちのひとつに「青池」と呼ばれる湖があります。まぁ湖と呼ぶにはちょっと小さい水たまりみたいな池なんですが、非常に透明度の高い深いブルーを観ることができます。
恐らくここが一番の白神山地スポットなのではないかなぁと思います。
なぜこんな青色になるかというのは、特に解明されていないらしく、とても神秘的な雰囲気を持っています。特に陽光が差し込んだときに、底の方まで鮮やかなブルーが透けて見える様は、見ごたえ抜群でしたね。
と、そんなこんなで白神山地の見どころをなんとなく一日がかりでまわりつつ、僕は山地のふもとのバス停から青森駅に向かうことにしました。
これがまた遠いんです。
BGM 七尾旅人 Memory Lane
夕暮れの道、バスに乗っていたのは僕ひとりでした。
窓から見える風景は、東京では見られない黄金色の田園風景でした。ただそれだけの風景が遠くまで続く何の変わり映えもしない景色に僕は言葉を失いました。
旅の雰囲気がそうさせるのか、僕はバスの運ちゃんに、関東から一人旅で来たんだと言いました。
運ちゃんは、
「そうか。兄ちゃん、学生なのにこんな何もないところ、来てくれてありがとうな!」
と、僕しかいない車内に向けて、アナウンスで言いました。
でも僕は、何もないとは思いませんでした。
少なくとも東京には、こういうシチュエーション、こういう心遣いに触れることはあまりないなと思いました。
「何もない」って、何がないことなんだろう。
「何かがある」ってのは、いったい何があることを言うんだろう。
僕は、「大切なもの」とは一体何なのかということをこの頃から考えるようになりました。
それは、間違いなく旅から学んだことなのです。
■ ■ ■ ★ ■ ■ ■
ブリかまが1kg500円で売っていました。
これ安い!ブリ大根作る! 買いました。
作りました。 鍋ふたつ分できました。
愕然としました。 1週間ブリ大根食ってました。
【ブリ大根】 おひとり様1週間分
ブリかま 1kg
大根 1/2本
しょうが 1かけ
塩、酒 適量
*水 かぶるくらい
*酒 100cc
*砂糖 大さじ2
*みりん 50cc
*白だし 大さじ1
※水 追加分
※酒 50cc
※しょうゆ70cc
※砂糖 大さじ1
1.ぶりかまは表面を洗って塩をして15分放置。一度洗い、熱湯にくぐらせる。
2.大根は4,5cm幅に切り、かつらむき、面取りしたら好みの大きさに切る。20分ほど弱火~中火で下茹で。
3.千切りにしたしょうが、(1)を(*)で煮立ててから弱火で2~30分程度煮る。
4.大根、(※)を加え、さらに煮ていく。30分~好みの状態まで調整して煮る。
最高ですね、ブリ大根。
一度つくったら、ひと晩放置して冷めていく過程で味を沁み込ませると本当の意味で完成ですよ。
■ ■ ■ ★ ■ ■ ■
ブリかまが1kg500円で売っていました。
これ安い!ブリ大根作る! 買いました。
作りました。 鍋ふたつ分できました。
愕然としました。 1週間ブリ大根食ってました。
【ブリ大根】 おひとり様1週間分
ブリかま 1kg
大根 1/2本
しょうが 1かけ
塩、酒 適量
*水 かぶるくらい
*酒 100cc
*砂糖 大さじ2
*みりん 50cc
*白だし 大さじ1
※水 追加分
※酒 50cc
※しょうゆ70cc
※砂糖 大さじ1
1.ぶりかまは表面を洗って塩をして15分放置。一度洗い、熱湯にくぐらせる。
2.大根は4,5cm幅に切り、かつらむき、面取りしたら好みの大きさに切る。20分ほど弱火~中火で下茹で。
3.千切りにしたしょうが、(1)を(*)で煮立ててから弱火で2~30分程度煮る。
4.大根、(※)を加え、さらに煮ていく。30分~好みの状態まで調整して煮る。
最高ですね、ブリ大根。
一度つくったら、ひと晩放置して冷めていく過程で味を沁み込ませると本当の意味で完成ですよ。
■ ■ ■ ★ ■ ■ ■
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これまでのレシピ → コチラから!
★2014年4月開催 「春のスタミナ祭」
皆さんのスタミナ料理アイデア集になっています!
★2014年8月開催 「夏の納涼祭」
皆さんの冷製料理アイデア集になっています!
★2014年11月開催 「秋のきのこ祭」
皆さんのキノコ料理アイデア集になっています!
★男子が本当に喜ぶガッツリおかず★
学研パブリッシングさんから発売中です!
オカザキッチンページあります。
★レシピブログmagazine vol.3★
扶桑社さんから発売中です!
男子料理みたいなとこに掲載いただいています。
密かに屋久島に行きたいけど、ガイドをつけないといけないのに一人だとキツイなーと思たいてい女子には『意味わかんない』って言われてしまうorz