時差ボケ真っ只中、東京オカザキッチンです。
8時間の時差がありましたので、なかなかしんどいものがありますね。でも時差がなくてもボケてばかりいるので良しとしましょう。
今日もモロッコの話です。
モロッコ中西部に、「マラケシュ」という町があります。
この町は、世界遺産登録されている雰囲気ある町でして、旅行者たちは「モロッコに入ったらまずはこの町を目指す」というのがスタンダードな流れです。僕も朝の4時発の列車でこの町を目指しました。
・・・深夜4時前、出発地のカサブランカにてまだ真っ暗な中プラットフォームに入ると、一本ポツンと列車が停まっているのです。もしやこれが俺の乗る列車なのかな?と中を覗き込んでみると、車内とて電気も消えていて真っ暗なのです。しかしドアだけは開いている。入れと言わんばかりに開いている。1等、2等とある車両のうち、僕の取った切符は2等列車、座席の決まりの無いいわゆる自由車両なのですが、目が慣れてくると、中に人々が折り重なるようにして寝てるんです。
ちょ、お前らずっとここにいるのかよww
恐らくどこかに泊まったりするくらいなら車両内で夜を明かそうとしているのでしょう。
びっくらしました。

そんな列車で3時間ほど揺られ、マラケシュへ。
モロッコの様々な町は、大抵「メディナ」と呼ばれる旧市街地と、比較的最近生活圏として作られた新市街地に分かれます。当然旅行者が主に目指すのは、伝統的な生活の息吹が今も根付く旧市街地メディナであり、僕が目指す安宿などもこういったエリアに集中しています。
迷路のように入り組んだ路に商店や工房が所狭しと並んでいるその風景はさながらRPGのダンジョンかというような様相を呈しており、この商店街のことを「スーク」といいます。

スークの各商店の入り口には、暇そうにしているおっさんが座っていて、
「カモ~ン ジャパ~ン」
「ミルダケ~ ヤスイ~」
「ビンボウプラ~イス」
「カガワ~ ナカタ~」
という非常に胡散臭い言葉で客引きをしています。
が、大体無視します。
日ごろくだらないことばかり言って皆さんにスルーされてるスキルを逆活用するときがきました。
スークの脇には、ジャマ・エル・フナ、通称「フナ広場」というだだっ広い広場があります。
ちょっと行ってみましょう。


こんな感じですね。
で、昼はガランとした感じなんですが、これが夕方に近づいてくると、どこからともなく大道芸人や楽器演奏者、縁日のゲームみたいな催し、そして屋台がガンガン立ち始め、ここら一帯はお祭のようになるのです!




僕?
もちろん屋台で食べました!!
おっちゃん、やってる??

・・・。
なんで武井壮と吉田麻也がいるのかと思ったらモロッコ人でした。

これはラムの煮込みですね。
肉ホロッホロでたまらなく美味かったです!! また食べたいです。
それから、ミントティーはモロッコのスタンダードドリンクなのですが、これがむっちゃくちゃに甘いのです。どれくらい甘いかというと、新婚初夜のカップルくらい甘いのですが、この乾いた気候だとなぜか美味しく感じてしまうから不思議なものです。

ラムの臓物串があったり、

前菜系があったり。
これはほんの一例ですが、屋台によって、羊肉メインのところ、シーフードメインのところ、タジンメインのところ……と様々で、気に入った屋台に各々座って食べています。
いやね、何がすげーって、毎日ですよ、これ。
毎日やってるんです。クレイジーすぎます。
そんなマラケシュ、フナ広場のお祭、本当は何日も何日も滞在していろんな屋台に顔だしてみたいなぁなんて思いました。
今日もマラケシュ日和だなぁなんて言いながら。
オレンジジュース飲みながら。
スークで迷いながら。

>明日も続くよ!
■ ■ ■ ★ ■ ■ ■
では音楽いきましょう!
The Stooges - I Wanna Be Your Dog
御大イギー・ポップ率いるアメリカのバンドです。60年代から70年代にかけて活躍したロックバンドですね。ガレージロックンロールのレジェンドとして、ボーカルイギーポップは67歳の今も筋肉ムキムキで現役活動中です。仙人の領域に入ってきています。
なぜ今日ストゥージズかといいますと、昨日も書いたアイルランド人カップルの姉ちゃんの方がストゥージズのTシャツ着てたんですね。若いのに渋い趣味してるなぁなんて思いましたが、イギーポップの話でひとしきり盛りあがったので、今日この記事でも是非皆さんに聴いてもらいたくて載せました。
■ ■ ■ ★ ■ ■ ■
今日もご覧いただきありがとうございます。励みになります!
「東京オカザキッチン」というWebカフェ空間を皆さんで共有できると嬉しいです。

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この記事を読んだらボタンを押さないと、スークで迷って帰れなくなります。
応援よろしくお願い致します!
これまでのレシピ → コチラから!
★2014年4月開催

皆さんのスタミナ料理アイデア集になっています!
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★男子が本当に喜ぶガッツリおかず★
学研パブリッシングさんから発売中です!
オカザキッチンページあります。
★レシピブログmagazine vol.3★
扶桑社さんから発売中です!
男子料理みたいなとこに掲載いただいています。
8時間の時差がありましたので、なかなかしんどいものがありますね。でも時差がなくてもボケてばかりいるので良しとしましょう。
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モロッコ中西部に、「マラケシュ」という町があります。
この町は、世界遺産登録されている雰囲気ある町でして、旅行者たちは「モロッコに入ったらまずはこの町を目指す」というのがスタンダードな流れです。僕も朝の4時発の列車でこの町を目指しました。
・・・深夜4時前、出発地のカサブランカにてまだ真っ暗な中プラットフォームに入ると、一本ポツンと列車が停まっているのです。もしやこれが俺の乗る列車なのかな?と中を覗き込んでみると、車内とて電気も消えていて真っ暗なのです。しかしドアだけは開いている。入れと言わんばかりに開いている。1等、2等とある車両のうち、僕の取った切符は2等列車、座席の決まりの無いいわゆる自由車両なのですが、目が慣れてくると、中に人々が折り重なるようにして寝てるんです。
ちょ、お前らずっとここにいるのかよww
恐らくどこかに泊まったりするくらいなら車両内で夜を明かそうとしているのでしょう。
びっくらしました。

そんな列車で3時間ほど揺られ、マラケシュへ。
モロッコの様々な町は、大抵「メディナ」と呼ばれる旧市街地と、比較的最近生活圏として作られた新市街地に分かれます。当然旅行者が主に目指すのは、伝統的な生活の息吹が今も根付く旧市街地メディナであり、僕が目指す安宿などもこういったエリアに集中しています。
迷路のように入り組んだ路に商店や工房が所狭しと並んでいるその風景はさながらRPGのダンジョンかというような様相を呈しており、この商店街のことを「スーク」といいます。

スークの各商店の入り口には、暇そうにしているおっさんが座っていて、
「カモ~ン ジャパ~ン」
「ミルダケ~ ヤスイ~」
「ビンボウプラ~イス」
「カガワ~ ナカタ~」
という非常に胡散臭い言葉で客引きをしています。
が、大体無視します。
日ごろくだらないことばかり言って皆さんにスルーされてるスキルを逆活用するときがきました。
スークの脇には、ジャマ・エル・フナ、通称「フナ広場」というだだっ広い広場があります。
ちょっと行ってみましょう。


こんな感じですね。
で、昼はガランとした感じなんですが、これが夕方に近づいてくると、どこからともなく大道芸人や楽器演奏者、縁日のゲームみたいな催し、そして屋台がガンガン立ち始め、ここら一帯はお祭のようになるのです!




僕?
もちろん屋台で食べました!!
おっちゃん、やってる??

・・・。
なんで武井壮と吉田麻也がいるのかと思ったらモロッコ人でした。

これはラムの煮込みですね。
肉ホロッホロでたまらなく美味かったです!! また食べたいです。
それから、ミントティーはモロッコのスタンダードドリンクなのですが、これがむっちゃくちゃに甘いのです。どれくらい甘いかというと、新婚初夜のカップルくらい甘いのですが、この乾いた気候だとなぜか美味しく感じてしまうから不思議なものです。

ラムの臓物串があったり、

前菜系があったり。
これはほんの一例ですが、屋台によって、羊肉メインのところ、シーフードメインのところ、タジンメインのところ……と様々で、気に入った屋台に各々座って食べています。
いやね、何がすげーって、毎日ですよ、これ。
毎日やってるんです。クレイジーすぎます。
そんなマラケシュ、フナ広場のお祭、本当は何日も何日も滞在していろんな屋台に顔だしてみたいなぁなんて思いました。
今日もマラケシュ日和だなぁなんて言いながら。
オレンジジュース飲みながら。
スークで迷いながら。

>明日も続くよ!
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御大イギー・ポップ率いるアメリカのバンドです。60年代から70年代にかけて活躍したロックバンドですね。ガレージロックンロールのレジェンドとして、ボーカルイギーポップは67歳の今も筋肉ムキムキで現役活動中です。仙人の領域に入ってきています。
なぜ今日ストゥージズかといいますと、昨日も書いたアイルランド人カップルの姉ちゃんの方がストゥージズのTシャツ着てたんですね。若いのに渋い趣味してるなぁなんて思いましたが、イギーポップの話でひとしきり盛りあがったので、今日この記事でも是非皆さんに聴いてもらいたくて載せました。
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たくさんの写真で楽しませていただきました!
実際に旅して、歩き回った人の写真はやっぱり
見てても楽しいし、迫力のようなものがありますね。
屋台の賑わいや、食べ物の匂いまで伝わってくるようです。
その国独特の匂いってありますよね。
モロッコって、空港でおりた瞬間に感じた匂いって何でしたか?