年に一度のお待ちかね!
2023年映画ランキング!!
嬉しすぎて寝こんじまうぜっ!!
……。
2023年度内で公開された映画のオカザキ的ランキングです。
ここ2年はすっかり登山野郎になってしまっているため、週末に映画に行く時間が少なめになっているのですが、それでも35~40回くらいは映画館に行っていました。
ではいきましょう。
次点、10位~1位で紹介したいと思います。
【次点】 愛にイナズマ
サブカル風な人を選びそうな序盤から、王道の家族映画に展開していく様が非常に新鮮。「勝手にふるえてろ」来の松岡茉優のキャラクター感が小気味よく、絶妙なキャスティングをした家族の怪演がまた堪らない。
【第10位】 まなみ100%
あの時の「君」をずっと特別な存在として置き続けるどうしようもない男の半生。男なら分かるであろう、「昔は純粋だった俺の大切な思い出」感。高校一年生位で好きになる子って男にとって特別感あるのよね……!!それをよくここまでガッツリ描いたなと。見終わった時に、みんな当時のあの子がきっと心に浮かんでいるはず。女は上書き、男は別フォルダとはよく言ったものだ。
【第9位】 キリエのうた
天才シンガーソングライターであるキリエの、北海道、大阪、東京、石巻という成長と各土地での半生を描く。ラストシーンがとても良いです。いやー、これは往年の岩井俊二作品のファンが歓喜するような作品だったんじゃないだろかね。僕はアイナジエンドとかの世代ではないので普通に見てましたけど、今の若い世代でこの映画を見て心を揺さぶられた人は多かったんじゃないかなと思う。僕がスワロウテイルでそうなったように。
【第8位】 ゴジラ -1.0
第二次世界大戦と戦後すぐの日本を舞台にし、特攻隊員の生き残りの主人公と、災厄であるゴジラから日本を救う人々のドラマを描く。これまでとは少し違う、ストーリーを主体とし、ゴジラを舞台装置でしか使わない新しいゴジラ映画へのアプローチかと思う。しかしゴジラのCGは凄まじく、圧倒的にリアルなゴジラが時代を変えた感ある。
【第7位】 Winny
かつて実際にあった、画期的なファイル共有ソフトの天才開発者が逮捕されてしまう冤罪事件を描いた社会派硬派作。あの時僕は大学生で、この事件は鮮明に覚えているなあ。このWinnyにおける、個人が双方向にデータをやりとりするという考え方が今のSNS世界のベースになっていることを考えると、日本のIT負け戦の分岐点だったんじゃないかとも言われる。東出昌大、三浦貴大のダブル主演だが両方好きな俳優なので見ごたえあった。
【第6位】 福田村事件
千葉の片田舎で起きた、悪意ある風評を信じ日本人行商団を村ぐるみで虐殺してしまった実際の事件を描く。主役から脇役まで演技派が揃い丁寧に作られているのがわかる。人間には教養と情報がないと集団心理に打ち勝てないということを痛感させられる作品。教育って大事だな。めっちゃ硬派だが、こういうのがいいんだよ。
【第5位】 リバー、流れないでよ
2023年のダークホース!京都の貴船を舞台に、タイムループに陥った旅館従業員と客たちのドラマを描く。ヨーロッパ企画の前作「ドロステのはてでぼくら」が超良かったので期待してたけど、脚本も世界観も主演の子も光ってました。そんなにすぐに時間が巻き戻ってもたいした行動が取れないという、「たった2分のタイムループ」という設定がめちゃくちゃ効いてて、今までにない新鮮なループものになっていると思います。
【第4位】 FALL
度胸試しで登った600mの高層鉄塔の最高地点で老朽化した梯子が落ち、取り残されてしまった2人の女子クライマーの脱出劇。あの手この手で脱出、救出を試みる。とにかくハラハラドキドキしっぱなしで、映像も何度もこちらを殺しにかかってきて何度も漏らしそうになった笑。見終わった後に心臓がひと回り小さくなってしまった気がする笑。しかしこの超限定空間のパニックものであるというのに、しっかりドラマ性のあるストーリーもとてもよく出来ていて、見応えが凄かった。
【第3位】 PERFECT DAYS
東京のトイレ清掃員の日常を淡々と追い続けるだけの話ではあるが、僕たちが日々の中で何を大切にして生きていくべきなのかを問いかけてくる。外国人監督らしい昭和日本的なイメージを通して、当の日本人の僕らが置き忘れてきた優しさがこれでもかというほど垣間見える。完璧な日々とは、足る日々のこと。役所広司の言葉少なな説得力が凄い。6-70年代ロックと昭和的日本の組み合わせもとても新鮮で、ルー・リードの表題曲がかかるタイミングも実にいい。
【第2位】 BLUE GIANT
音楽漫画の映像化というのは、相当な勝負心がないと難しいと思うが、上原ひろみを音楽担当に添えた本作はまごうことなき神アニメになりました。演奏シーンヤバいだろ!!原作も最高なので物語も無論素晴らしい。ガッツリ上原ひろみが入った演奏シーンも天元突破だし、ドラムも石若駿なんだな!感動の涙とかじゃないのよ、グッと拳を握り締める熱い涙が何度もほとばしった。
【第1位】 怪物
いやもう今年は怪物でしょう!本当に素晴らしかった。クラスに潜んだいじめ問題を多角的に描くことで真相が浮き彫りになる。是枝映画の代名詞にしてテーマでもある人の営みの形への問い。伏線回収ドラマとしても人間ドラマとしてもド級なら、演者陣もド級。伏線に絡む個々の登場人物の心の機微が素晴らしい。事前情報全く入れずに行って良かった。そして坂本龍一の遺作となった音楽もマジで神。特にラストシーンと神曲「Aqua」が重なるシーンは鳥肌が止まらなかったな。
以上、2023年のオカザキアカデミーでした。
なんかこう振り返ってみると、個人的に邦画が素晴らしかった年だったんですね。「帰れない山」とか「レッドロケット」とか良かったんですけどね。でも邦画が強かった。
2024年もいい映画に出会えたらいいなぁ。
あ、一応ここは料理ブログなんですけどね。
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音楽漫画の映像化というのは、相当な勝負心がないと難しいと思うが、上原ひろみを音楽担当に添えた本作はまごうことなき神アニメになりました。演奏シーンヤバいだろ!!原作も最高なので物語も無論素晴らしい。ガッツリ上原ひろみが入った演奏シーンも天元突破だし、ドラムも石若駿なんだな!感動の涙とかじゃないのよ、グッと拳を握り締める熱い涙が何度もほとばしった。
【第1位】 怪物
いやもう今年は怪物でしょう!本当に素晴らしかった。クラスに潜んだいじめ問題を多角的に描くことで真相が浮き彫りになる。是枝映画の代名詞にしてテーマでもある人の営みの形への問い。伏線回収ドラマとしても人間ドラマとしてもド級なら、演者陣もド級。伏線に絡む個々の登場人物の心の機微が素晴らしい。事前情報全く入れずに行って良かった。そして坂本龍一の遺作となった音楽もマジで神。特にラストシーンと神曲「Aqua」が重なるシーンは鳥肌が止まらなかったな。
以上、2023年のオカザキアカデミーでした。
なんかこう振り返ってみると、個人的に邦画が素晴らしかった年だったんですね。「帰れない山」とか「レッドロケット」とか良かったんですけどね。でも邦画が強かった。
2024年もいい映画に出会えたらいいなぁ。
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今日はお休み。
おあがりよ!
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ニッスイでおなじみ、日本水産さんの公式コミュニティサイト「みんなのしあわせごはん」の中で、「しあわせ料理人」と称してレシピ提供をしております。
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レシピブログさんの特集ページで取材を受けました!
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