東京オカザキッチン

大都会東京の片隅でフライパンを振るう40歳独身男子です。

2017年10月

【travel/イラン編】イランメシ

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さてまぁイランのごはん事情ですが、ここ数日間の僕のブログを読んで、「イランって結構ステキな国なんじゃない!?」って思っていただけているのであればとても幸いです。

人よし、見どころよし、交通よし、世界観よし、しかしここまで言ってこなかったことがあります。

それは、メシは微妙

いや、ごめんなさい。
決して微妙というわけではないですし、美味しいは美味しいです。
煮込みだって、ケバブだって、美味しいです。

でも、バリエーションが無い。
それは間違いない。

基本、素材まるごと焼くみたいなパターンが多いですね。

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いやもうこういうのは定番ですね。
ケバーブです。羊肉のミンチ焼き。

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これは若干いい店のケバーブ。
このプレートは、チェロウ・ケバーブといいます。チェロウは「白米」の意味。イランはナンみたいなパンと白米両方主食としてメジャーです。

ごはんを食べる文化ってのは、やはり嬉しいですね。

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こういうタンドリーチキンみたいなやつとか。
下にあるの、パンですからね。このパンがまた不味いんですよ。

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こういうのは中東での料理だよっていうとイメージしやすいですよね。

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店先でまわしている鶏肉グリル。
この手のも中東では定番です。

と、まぁこういう大雑把な料理が主体なんですね。
何度も言いますが、別にダメなわけじゃないんです。美味しいんです、普通に。ただ、店にバリエーションがなくて、大体この手のメニューに落ち着くというのが問題なんです。

そして、もっと言わせてもらうと、この手の料理頼んだら、やっぱ……ビールいきたいじゃないっすか!!

こんな串焼きとかグリルチキン出されて、ビールいきたいじゃないっすか。
禁酒国の辛さですよね~。そういう残念さはやっぱりあったと思います。



煮込みとかスープとかも割合盛んで、

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これは、アーシュレシュテという、豆と細麺をスパイスで煮込んでヨーグルトをかけた料理ですね。これ食べて10分後に腹壊しました。


と、まぁメシに関して若干ネガティブ目なこと書いてますが、逆にこれを言いたい、スイーツ系がマジうまかったですね。

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これはシラーズで行列のできるアイス屋さんのミルクアイスです。甘さの奥深さが強くてコクのあるミルクアイスでした。しかもホワイトチョコチップがちょいちょい入ってて食感差を作ってくるのとか、どこぞのパティシエ仕込みといった感じで、やるなぁという思いでした。行列なるのもうなずけます。

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そしてイランではメジャーなメロンジュース。
生絞りメロンです。100~150円くらいでしょうか。

渇いた厳しい気候で育ったメロンは糖度が高くて、贅沢なお味。これが千疋屋だったら一杯2000円とか取られるんじゃないかと思うほど美味しかったです。

ジュースは総じて美味しかったですね。
ざくろジュースやライムジュースなどなど。


と、まぁそんな感じのイランメシです。
もっと滞在していたら色々食べれたんですけどね。

まぁジュースとかは置いといて、メシで何が一番うまかったかというと、昨日の記事でも書きました、ラシュトの日本語親父に連れられて行ったよくわかんないナスの崩し煮料理ですね。

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これ頑張って作ってみようかしら。

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【travel/イラン編】ラシュトの変な親父

iran (343)


ラシュトという町は、イラン内ではまぁ別にそんなマイナータウンってわけではないんですが、「地球の歩き方」なんかには一切合切情報が載っていません。町としては中堅、小さくもなければ大きくもない。首都テヘランから割合距離が近く(といっても5時間ですが)、キレイで人通り、車通りも多く、地中海性気候であることも手伝い緑の多い温暖な気候です。

まぁ例えるならば、浜松みたいな感じでしょうか。
我ながら絶妙。絶妙なたとえだと思います。

なので、ラシュトを歩いている時に、「お兄さん、どこから来たの~」と流暢な日本語が飛んできたとき、僕は驚きました。カタコトの怪しい単語ではなくて、しっかりした日本語だったからです。

それは例えるならば、浜松でイラン語ぺらぺらの日本人に話しかけられたイラン人旅行者の気持ちと言いましょうか。我ながら絶妙な例えです。

話してみると、「昔5年間くらい荻窪の居酒屋で働いてたんだよ~」とのことで、「嘘だろ!」と盛り上がりました。ラシュトと荻窪くらいアンマッチな存在は、炊き立てのごはんに黒蜜をかけて食べるくらいアンマッチです。


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「荻窪では僕はとても有名人ですよ~」
「アリさん、日本にはいつ働きに行ってたの?」

「25年くらい前かな~」



もう世代が変わるレベルやないか。
大体閉店してるだろ。


しかしそんなアリさん、やはりラシュトに住んでいても日本語を使う機会がほとんど無いとのことで、たまに日本人に会うとせっせとお世話をしてしまうんだとか。早速一緒にごはんを食べにいきました。

裏通りの裏通りの、おじいちゃんがやっている2畳くらいしかないローカル店。
まぁ確かにこんなお店には一介の旅行者で探し当てることはできません。

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普通にめっちゃ美味かったです。
ナスとトマトとにんにくをスパイスで煮込んだ料理とのこと。


「これ、ごはんが進むでしょ~」


アリさん、日本語ほんと上手だね。



今アリさんは、ラシュトで、日本のサッカーの対戦型テレビゲームができる店を運営しているとのことで、そこにもお邪魔してきました。20~30歳くらいの若者たちがひっきりなしに遊びに来ていましたねー。やっぱり日本のテレビゲーム好きなんだな。というか、お酒飲めないから、夜ひとまず飲み行くかみたいな流れも取れないんだよな。

そのゲームを作った国、日本からの旅行者である僕に対するリスペクトの眼差しと握手が何だか嬉しかったです。

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なんだか妙な夜は更けていきます。
こういうイレギュラーな出会いがあるから一人旅は面白いですね。


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【travel/イラン編】ラシュトは地中海性気候

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昨日は、台風が東京直撃とのことで朝電車もちゃんと動いていないだろうと思い日曜夜遅くまで派手に飲み、あげくパンチのきいたラーメンを食べて帰ってきて、帰宅するなりシャワーも浴びずに眠りこけていたのですが、朝起きたら台風がいなくなっていました

台風の目にでも入っているのかな?と思いきや、全くそんなことなく普通に会社が始まりました。いろんな意味で頭が痛かったです。あまりセオリーの読めないものに期待をしてもいけないという教訓です。

どうでもいいですね、すいません。



さて、南部の町シラーズから次の目的地ラシュトという町を目指したいのですが、ラシュトは、首都テヘランを挟んでちょうどシラーズからは反対に位置するという大変効率の悪い位置関係にあります。

Ir-map


シラーズからテヘランはバスで大体15時間くらいで、テヘランからラシュトはやはりバスで5時間かかります。シラーズからラシュトへの直行バスも特に無さそうなので、一度テヘランの南バスターミナルに到着してから西バスターミナルへ混雑するテヘラン市街地を抜けていかなければならないのもかなりのロスです。

というわけで、知恵も金もある僕は、大人の手段「飛行機」を使ってみることにしました。

実はイランの国内線は非常にお安く、5千円くらいで色んな場所に行けてしまいます。僕が取ったシラーズ~テヘランのチケットも4千円くらいでした。やっす。飲み会1回分やんけ。

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朝、悠々と空港に行きまして、1時間のフライトで難なくテヘランに到着しました。しかも、日本から来るときに使った市街地から遠い国際空港ではなく、国内線メインの市街地に近い空港で、ここから西バスターミナルまではタクシーで5分くらいという効率のコンボ。この半日の節約は短期旅行の僕にとってあまりにも大きいです。

この手のバックパッカー旅行、基本的には陸移動の方が断然楽しいのですが、どうしても時間短縮したいときに飛行機を使うってのは大いにアリだと思います。イランは、バス網が発達していて快適なことと、クレジットカードが使えないこと等から外国人個人旅行者にとって飛行機の選択肢は見落としがちなのですが、使ってしまえばなかなか便利ですね。



さて、テヘランのメーヘラバード空港からタクシーを5分ほど走らせ速攻で西バスターミナルに着き、車やバスでごった返すターミナル入口でタクシーを降りようとしたその瞬間に、職員らしき兄ちゃんが「どこに行く?」と聞いてきました。僕が「ラシュト」と答えたところ、「今ちょうど出るよ!」とのことで、というかちょうど出るどころか僕のタクシーのすぐそばを徐行運転していたくらいで、僕はその言葉に導かれるままタクシーを降り、5歩くらい歩いてバスに乗りました。恐らく過去最高パフォーマンスの移動効率の良さです。

しかもラシュト行きのVIPバスじゃないですか。一番乗りたかったやーつ。
なんという強運。ありがとう兄ちゃん。

ここから5時間、日が落ちる前にラシュトに着けそうで安心しました。やはり新しい町に入るときは、なるべくは明るい方がいいです。しかも今回向かっているラシュトは、「地球の歩き方」には一切情報が載っていない町なので、どんな雰囲気なのかもまるでわかりません。

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午後5時。
ラシュトが近づいてきたのですが…… 雨!
到着する頃には結構なザーザー降りになっていました。

イランで雨に見舞われるとは全く考えていなかったため、傘やレインウェアなど一切持ってきていません。バックパックの防雨カバーだけはあったため、荷物は守られ主人は雨ざらしというよくわからない絵面です。

イランは基本的にはステップ気候~砂漠気候の乾燥地帯なのですが、カスピ海沿岸に位置するこのラシュトは地中海性気候。聞けばここ数日ずっと雨が降っているとか。確かに車窓から見える風景も段々緑が増えているなと思っていましたが、まさかイランで雨が降るだなんて思わないじゃないですか。


何も情報のない町で大雨とか、バスで行くかとかメトロがあるかとか考える余地もなくタクシー一択でしょう。ですが、大都市とは違って、この手の小中規模の町は、町の中心広場の周辺に安宿が広がっている傾向にあるので、セントラルに向かってもらい、道中ドライバーに周辺おすすめ宿を聞きながら車を走らせます。

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なんとか宿を決めて荷をおろしてひと段落。
ハー、雨降ってるだけで駄目ですね。
傘売ってるけど、これだけのために買いたくない笑。



なんか長くなったので、明日はラシュトで出会った変なオッサンの話。
別にラシュトって2日にまたがらせるほどの町では全然ないんですけど笑。

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【travel/イラン編】ペルセポリス遺跡

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イランのシラーズという町から1時間ほど車を走らせると、遺跡好き垂涎ものの有名遺跡があります。

ペルセポリス遺跡です。

ヨルダンのペトラ遺跡、シリアのパルミラ遺跡、そしてここイランのペルセポリス遺跡で、「中東の3P」と呼ばれているらしいです。いやおい、3Pて。

現在は荒涼とした大地に石柱やレリーフが残っているようなものですが、かつて紀元前500年頃、西はエジプトから東はインドまで、超広範囲において世界を席巻したアケメネス朝ペルシア帝国の都として発展したペルセポリスの繁栄の跡がここにあります。どんだけ広いんですか。

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入り口に堂々と立つ人面翼獣の像から始まり、

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イラン航空のモチーフにもなっている、ガーゴイルの像、

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当時の人々の様相が描かれた内壁など、崩れつつも当時の技術を思い起こさせるものが並んでいます。特に、上にも書きましたが西はエジプトから東はインドまでを治めていたペルシア王へ、各地属国の使者たちが地方の特産品をもって訪れるている様を描いている「東階段のレリーフ」は、ペルセポリス遺跡のハイライトなのではないでしょうか。

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ここはその人物がどんな献上品を持っているかによってどの国からやってきたかを見ることのできる大変興味深いレリーフなのです……が、


さっと見でスルーしてしまいました。



もっとひとつひとつちゃんと見ればよかったです。
といいますのも、僕がこの手の遺跡ものにはそんなに食指が動かないといいますか、退廃しきって痕跡もわずかという、2500年も前のものなのでそれはそうなのでしょうが、残念ながらほとんど崩れてしまっていることもありますし、しかも東階段のレリーフの上にはプレハブの屋根が建てられており、これがなんとも興ざめでして。規模的にも歩いて5分10分もあれば回れる広さというのもね。

最初、ペルセポリス遺跡に来ること自体スルーしようかとも思っていたくらいなのですが、シラーズに到着した途端にいろんなイラン人から「ペルセポリスは行ったか?」「ペルセポリス行くならタクシー手配するぞ」「ペルセポリスはグッドだ」と皆が皆推してくるものですから、憧れの性技3Pである僕としては中東の3Pともいわれるペルセポリスは行っておかなければならない気がして、急きょ足を運んだわけです。

ですが、紀元前西ユーラシアの遺跡でいいますと、学生の頃に見たエジプトとギリシャのそれが迫力、保存状態ともに圧倒的極まりないため、どうしても比べてしまう、というのもありますね~。


とはいえ、王の間や住居、会議の間など、2500年もの昔に、ここで実際に存在した暮らしや政務に想いを馳せることは浪漫であることに変わりはありません。

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ちなみに、ここペルセポリス遺跡から車で5分くらい行ったところに、「ナグシェ・ロスタム」という、ペルセポリスの王様たちの王墓の遺跡があるのですが、むしろこっちの方が迫力ありました。

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でかいですね。人がゴミのようだ。

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ナグシェロスタム周辺は田園で米作りしてたりして、のどかなものでしたよ。

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【travel/イラン編】イラン親日事情について

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今日の記事は、お休み中にまったりと、是非皆さんに読んで欲しい記事です。
今日はイランの親日事情について書きたいと思います。


日本人はイランに対して「恐くて危険な国」という印象を概ねの人が持っています。

悪の枢軸、核開発、イスラム、テロリスト……

そんな印象があるのではないでしょうか。


僕自身、多少なりともそんな印象はありましたし、「今度イラン行くんだよね」と言っても「なんで今そんなところへ」と皆一様に言ったものです。

そもそも国境自体が、イラク、アフガニスタン、パキスタン、トルコといった国々と隣接している時点で、「ここだけ平和です」と言われてもほんまかいなと思うような気がします。


ですが、逆にイラン人は日本に対して「大好きだ!」とほとんどの人が言ってくれるんですよね。


この真逆のギャップは正直胸が痛いですね。
まぁ世界中概ね日本人の印象というものは良いもので、親日といえば大体の国は親日だったりもするのですが、ことイランに関してはその度合いが強い。僕が今まで行った35カ国の中でも1,2を争う親日国だと思います。

僕らは、大好きだと言ってくれるイランの人たちに対して、たいしたことも知らないまま拒絶のスタンスを取っていいものでしょうか。そう思います。

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日本にとってイランは第3位の石油輸入国であり、イランにとっても日本は自動車、電器製品、石油化学製品の重要輸入先ですね。昨今の大ヒット作である「海賊とよばれた男」の話のモチーフは、出光興産が石油自由貿易の世界的流れを勝ち取るきっかけとなる「日章丸事件」ですが、この背景は、イギリスに武力行使で石油資本を抑えられたイランと、それを救いに石油買い付けに動く日本の弱小二国の結束からくる世界的偉業です。

イランとアメリカが国交断絶レベルに仲が悪いので意外かもしれませんが、日本とイランは、政治的にも経済的にも非常に友好関係にあります。なので、日本政府は、アメリカの顔色を伺いながらもイランともこっそり仲が良いという、クラスの中のいじめの縮図のような関係を築いているわけですね。

また、日本の、世界大戦後に焦土化した状態からの大経済復興は、同じくイラクとの戦争で打撃を受けたイランにとって尊敬レベルの事象になっているようで、この旅の中でも「日本の技術や人々は本当に凄いよな」と、ことあるごとに言われました。日本車や電化製品が長持ちして最高、ってのはどの国でも言われますね。

他にも「おしん」が国民的ヒットをしているとか色々ありそうですが、まぁそんな背景もあってか、イラン人は日本人に対してとてもいい印象を持ってくれています。



中近東のドライバーはどこに行っても商魂逞しく、腹を立てることもよくありますが、この国のドライバーは本当に良心的でした。いいホテルやいいレストランを聞けば、本当に掛け値なしにいいところに連れていってくれましたし、乗り合いタクシーで行きたい場所を告げると、「すぐそこだから乗ってけ!おい、そこ詰めて乗っけてやれ!」なんていってタダで乗っけてくれた、なんてこともありました。すぐにぼったくろうとしてくる他の国ではありえません。

宿に泊まっていても、「日本人好きだから、いくらいくらだけど、いくらにディスカウントしてやるよ!」と、こちらからは何も言っていないのに勝手に端数切り捨てたりしてくれます。こんなこと一般的にバックパッカーしてる国では、なかなかありえないことですね。

目当ての宿が満室だった時に、周囲で同クラスの宿が空いていないか一緒に電話で探してくれた宿屋もありました。以前、三越伊勢丹に勤める方が、「伊勢丹のコンシェルジュは、伊勢丹で売り切れてしまった商品をお客様が求めていた時は、高島屋に電話してでもお客様のために確保する、それが真のプロ」という話をしていました。イラン市井の宿で伊勢丹クラスのおもてなしを受けるとは思いませんでした笑。

時刻表のない(あっても読めない)電車を待っていた時に、目的地行きの列車時刻を一緒に調べてくれ、1時間先までないことがわかると、一緒に駅の外でタクシーを掴まえてくれて値段交渉までしてくれた人もいました。

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彼らは、デート中のカップルですが、横で食べていた僕に、「これも食べてみなよ!美味しいよ!」といってレバー焼きを分けてくれました。若い人でもそうなのです。

モスクで出会った青年に、「良かったらこのあたり案内するよ。あ、よくある有料ガイドじゃなくて、君が日本人だからタダで案内したいんだ」なんてことを言われたりもし、実際タダでした。
しかし彼からは後日、インスタアカウントに下記のメッセージがひっそりと送られてきました。

image


奇しくも僕の誕生日でした。
そっ閉じしました。



上のはほんの一例で、たった10日程度の旅行でも数え切れない親切をもらいました。
とにかくみんな優しいのです。

この旅で、「Japan is very good」というフレーズを一体何回聞いたことか。皆そう言って握手をしてきて、会話が始まります。まるで日本人と会うことが人生のステータスになっているかのようです。

街歩いていてもバスでも空港でも、困っていると助けてくれますし、しかもそのさりげなさが実に調度いい。ワーッと人が寄ってくる感じではなくって、困ってる雰囲気を伝えると親身に話を聞いてくれる、という日本人が好む絶妙な距離感。

そんな国がイランなのです。


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『東京オカザキッチン』

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料理は男を豊かにする。
仕事終わりの時間を良いものにしよう!

レシピ【あ~さ行】
レシピ【た~わ行】


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okazakitchen@hotmail.co.jp
okazakitchen@gmail.com

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