東京オカザキッチン

大都会東京の片隅でフライパンを振るう30代独身男子です。

2001年01月

【travel/ラダック編⑦】デリーのクトゥブミナール

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さて、ラダック旅行記も本日で最後です。
別世界へのご案内、いかがでしたでしょうか??


今日はインドのデリーにある、クトゥブミナールについて書いて終わりたいと思います。長らくありがとうございました。


高地山々に囲まれた大秘境ラダックからデリーに戻り、帰国まで一日あったので、デリーにある世界遺産「クトゥブミナール」に行ってみました。


まずは宿はもちろん、デリー駅のすぐ近くの安宿街、我らが「パハールガンジ」。ホテルや日用雑貨、食事に旅行代理店と何でもひしめく、旅人が目指すメイン通りです。

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ラダックと比べたら、とか比べること自体がおかしい話ですが、活気も人の数も桁違いですね。ここでインド人に騙された日本人の数は百や千ではきかないでしょう笑。



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でもだいぶ綺麗になりましたね。

学生の頃はじめてデリーに来たときは、ゴミだらけ牛だらけだったのですが……え? そうですよ。野良牛がたくさん歩いていました。しかし牛は今は郊外に一掃され、メイン通りは綺麗なもんです。

クトゥブミナールは、デリー駅からバイクタクシーで大体20分ほど走らせたところにあります。

「今日は閉まってるからこのまま別の観光をした方がいい」と適当なことばっかり言うオートリクシャーのドライバーと話していると、穏やかなラダックとここデリーが同じ国とはとても思えません。当然無視です。




さて、世界7不思議とかオーパーツとか、古代オカルトが大好物である僕は、ここクトゥブミナールは結構行ってみたい場所のひとつでした。

ここは、ヒンズー寺院の石建材を利用して作られたイスラム建築ということで、世界遺産登録がされている場所です。塔自体はかなり大きく、またデザインも精緻で、さすがのイスラム建築といった様相。

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世界遺産なこともありガッツリ世界中から金が落ちていくので、中は整備された公園になっており、人々の憩いの土地として機能しています。多分インド人はめっちゃ安く入れるんでしょうね。外国人価格は結構したと思います。

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しかしその建造物よりも有名なものがここにはあるんです。

なんとここには、1,500年もの間、風雨にさらされつつも何故かいまだに錆びていない、という謎の鉄柱があるんです。本来であればこれほどの高純度であっても50年もあれば錆びてしまうらしいです。しかしいまだに錆びていないとのことで、その正確な理由は不明だそうで、世界7不思議のうちのひとつとして有名です。


浪漫ですよね。
僕は以前デリーを訪れた時にここには訪れませんでしたので、今回行ってみました。




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こ、これですか……。
すごひ……錆びることのない鉄柱だなんて…… はぁーん、浪漫浪漫。

これはもっと近くで見てみたひ……。




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ん??




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さっ・・・ (サビとるやんけ!!!)







いや、タイムタイムタイム。ステイステイ。
もーいっかい見てみよう。深呼吸、深呼吸。スーハー。

ないない、俺きっと間違えた。
網膜がたまたま間違えた仕事した。年1回あるかないか。

世界7不思議たるもの、鉄の光沢を全体に放っていないとおかしい。
絶対に大丈夫。だって世界7不思議だもん。






チラッ……


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錆びてるーーーーー!!

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【travel/ラダック編⑥】ラダックめし

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皆さん、元気にお過ごし?

さて、ラダック旅行記邁進中ですが、旅行記と料理ブログを無理やり絡めるのであれば、やはりその土地の食事、これでしょう。

ラダック、といいますかチベットのごはんは、そもそも高地すぎて食材が豊富な方ではありませんので、バリエーションはとても少ないです。皆さんも、高地にわずかに生えた雑草のような植物を食べているんじゃないかと想像しているかと思います。(偏見か)

でも、ヤクや羊のお肉も食べますし、野菜も食べますし、麺料理、パン、バター、チーズもよく食べます。割とバリエーションはあります。

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そして今回、サクティ村にお邪魔していた時も、短期ホームステイということもあって、多分割としっかりバリエーションよくごはんを出していただいていたんじゃないかなーと思います。

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例えば、これは、「スキウ」という料理です。

小麦粉を水で練った団子、いわゆるすいとんですよね、大根や豆が一緒にカレー風味のスープで煮込まれていました。これが一番食べた中では美味しかったかもしれません。

これ、めっちゃ好きう! 

……すいません、言ってみたかっただけです。



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こちらは「ティモ」と呼ばれる、蒸しパン。
ほのかな甘みのある蒸しパンを、今回は奥にある野菜つけスープみたいのにつけて食べます。
そしてこちらもカレー味のつけ汁です。



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サクティ村の記事のとこにも出しましたが、これはじゃがいもとカリフラワーの炒め物です。
メニュー名はわからないのですが、茹で卵を混ぜてごはんの上にのっけて食べまして、これがこの旅で一番うまかったです。

これもカレー風味のスパイスが効いていて…… 

全部カレーやないか!!



一応インドだからなのかな。
基本ほとんどカレー味でしたね。中国のチベットはもう少しシンプルな塩系でスパイスの印象はあまりなかったのですが。




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これは、見た目的にもうヤバい予感しかしませんが、大麦にバター茶を混ぜて練って作ります。

「ツァンパ」と呼ばれるメニューで、かなり存在感のある味というか、なんともいえない酸味とボソボソ感に宇宙を感じるといいますか、もう少し簡潔にいいますとまずかったです。

手前にあるのも色的にはやばそうですが、ネパールやインドでは定番の「ダル」という豆のカレーで、意外やこちらは結構うまいです。しかし見た目が灰色×灰色の組み合わせですからね笑。やはり料理には彩りが大事だと改めて思わされる一品です。


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あと、このあたりで有名なのは、ヤクのヨーグルト「ジョ」です。
酸味が日本のヨーグルトと比べてかなり強い感じで、「発酵しすぎて腐敗の域に入ってない……?大丈夫なの?」と若干不安になっていましたが、お腹は壊さなかったのでまぁ大丈夫だったのでしょう。

これ自体は、美味しかったのですが、上記のツァンパと一緒に出てきたので、非常に食べにくかったです笑。



ちなみに、チベット料理は、「モモ」「トゥクパ」「チョーメン」が、三種のチベットメジャー料理だと個人的に思います。この旅でもいずれも食べましたが、日本人に凄く馴染みがある料理で、食べやすいと思いますね。

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これがモモです。
いわゆる蒸し餃子ですね。
皆さんがお持ちの餃子と同じイメージ通りで、ミンチ肉と刻んだ野菜を皮で包んだものになります。


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こちらがトゥクパ。
薄めのうどんという感じ。まぁこれも馴染みありますよね!


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そしてこちらがチョーメン。
スパイス感強めの焼きそばです。

「日本人はチョーメン好きだよな」とかチベットやインドの人に何度か言われたことがあります。実際なかなか美味しいです。


どうでしょう??
結構面白いですよね!! 

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【travel/ラダック編⑤】ゴンパ

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チベットの寺院は、「ゴンパ」といいます。

チベット文化が今も色濃く残るインド最北部、取り分けラダック周辺にあるゴンパの格式や存在感は凄まじいものがあります。

大体のゴンパは、白壁と紅色の屋根を持つ建物が茶けた岩山に張り付くように建っており、深い青空との対比が大変美しい。内部に残る、曼荼羅図などの壁画やカラフルに色付いた像など、デザイン的にはサイケデリックで結構えげつないのに何故か落ち着いてくる……本当に不思議で魅力的な世界観です。

僕は、普段は湘南ロハススタイルのカフェ風デザインで部屋をこしらえ、数多の女子を呼び寄せていますが、こうしたチベット芸術に実はとても惹かれます。


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ティクセゴンパ、ラダックでも最大級の規模を誇る寺院です。
中にも入りました。


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大変すばらしいと思います。
空とのコントラストよ。



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これは、「マニ車」といいます。
この中にはお経の書かれた札が巻き込まれていまして、これを一度回すとお経を一回唱えたことになります。信者やお坊さんは、自身でお経を唱え、片手サイズのにさらに小さなマニ車を持ち回しながら、このマニ車も回しながら歩いています。

まさにお経コンボ。



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こんな風景を毎日見ながら、お坊さんたちは何を自身の中に問うていくんでしょうね。

消費者社会という煩悩にまみれ切った今の僕には、ここに落ち着いて自己を問いつつ修行するのとか想像もできません。

チベット仏教は、仏教の中でも最上級にストイックに自己研鑽を求める宗教ですので、あらゆる娯楽を寛容する大乗仏教の日本人からするとドMもいいところでしょう。

そう考えると隠れMとして馳せる僕にはいいかもしれません。嘘です、無理です。



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こちらは、サクティ村に向かう途中にあるチェムレゴンパといいます。

むっちゃかっこいい!!

いやもうドラクエとかRPGの世界。…あるだろ、これ。絶対あるだろ。寺院の最奥部に魔力を飛躍的にアップさせてくれる伝説の法具が。あと主人公に次の道を示してくれる僧のボスが絶対いるだろ。



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仏教には「輪廻」という概念がありまして、これは、生きとし生けるものは、人間とか畜生とか地獄とかの6つのぐるぐると廻るいずれかの道に転生され続けるものだという考えです。

修行を続けて、いずれこの輪廻を外れて極楽浄土に昇華されるのを目指せよ~、というのが仏教の目指すところなわけです。そういった六道だったり仏教説話の絵が各ゴンパには描かれているんですね。凄い色の組み合わせの絵ばかりなんですが、これが何故か心地よい不思議。

ちなみにこの輪廻を描いた曼荼羅と呼ばれる一枚絵は大変土産物としても人気で、僕なんかは買ったところでそんなんどこに飾るねんと思わないでもないのですが、特に欧米の方からすると「So Cool」な絵なんだそうです。

感覚の違いいうやつかいな。


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【travel/ラダック編④】サクティ村続き

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ラダックはサクティ村よりお送りしております。
昨日は、藁を延々と運ぶという超ブルーワーカーとして一日を終えました。


しかし肉体労働をして夜はすぐ寝てしまったため、早朝、勝手に目が覚めます。
これが健康的な生活……!! ここにはキャバクラで夜更かしとか、深夜テレビで夜更かしとか、そういう文化がないんですね。


広がる平原を散歩していると、一家のおじいちゃんが馬用の水を汲みに出てきましたので、一緒にその辺を散歩してまわります。何話すわけでもないのですが。

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さて、朝飯を食べたら、午前から野良仕事です。
昨日学びました。働かざる者食うべからず。Give me 労働!!!


おばちゃんに付いてきなさいと言われ、向かうは家が建っている山の中腹の反対側の山の中腹。け、結構歩くな……。そこに積んであった山のような籾殻?いや、籾じゃないか、なんだろう。とにかく写真にある、これをひたすら袋に積めては別の場所に運び続ける作業。

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そう、間違いない。
昨日同様、働かざる者、食うべからず!




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しかし、会社でパソコンに向かった後と比べて、肉体労働の後の昼ごはんはまた格別ですね!
味付けは薄いし、肉もない。それでもこんなにも美味い。生きるために働く労働は尊い。本当に尊い。


そして午後は更なるハードワーク。新しく作っている家の床に敷く石をひたすら運んで敷き詰める作業。任せろ、働かざる者、食うべからず! 東京オカザキッチン、普段は東京で出版会社に勤めていますが、まさか遠い地ラダックで家造りの土方作業をやるとは思っていませんでした。休憩を挟みながら昨日と同様日没まで。


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お子も頑張ります。

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ひまわりも応援してくれています。多分。

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出来上がりました。つら。
こんなデコボコでいいんですか。

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なんというか……。

実にシンプルですよ。
東京で働いていますと、自分は何のために働いているのか、何をやりがいとするのか、オンとオフのバランスをどう取るか、といったものはとても重要な「生きる」テーマです。働くことで得られるものや考えることが多すぎるからです。

ですが、ここにあるのは取り敢えず「暮らすために働く」シンプルさです。労働と生活が直結しており、そのまわりに余計なものはあまりない。

家造りをさせられながら笑、そんなプリミティブな部分に直に触れていると、本当に重要なものについて否が応でも考えてしまいます。

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本当に重要なもの…… それは、一体何なのでしょうか。
僕たちは一体何のためにお金を稼ぎ、多くのものを消費して歯を食いしばって生きているのでしょうか。


それは…… お姉ちゃんのためです。(ダメだこいつ)



こんな生活を3日間続け、僕はレーに戻ってきました。
レーですら都会に見えるから凄い笑。

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【travel/ラダック編③】サクティ村

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さて、インド最北部、チベット文化圏のラダック編お送りしております。


ひとえにラダックといっても実はかなり広く、また交通インフラが全然整っておりませんため、レーの町からラダックの奥地ザンスカールに向けて何日もかけて旅をするということも出来るんですが、ご存知のとおり僕は日本のハイパーサラリーシャチクなので持ち時間はせいぜい1週間~10日程度。

そこで、レーとその周囲の寺院をのんびりと巡る旅を考えていたのですが、村へのホームステイをマユちゃんにすすめられたので、それに乗っかることにしました。

ちなみにマユちゃんというのは、その辺のキャバクラで知り合ったお嬢ではなく、南米で知り合った旅友達です。彼女は大変なミニマリストでありオーガニックガールなのですが、僕以上にチベットカルチャーに魅了されており、日本とラダックを繋ぐNPO法人に勤務、いわば、ラダックスタディツアーのプロなのです。

というわけで、ラダックでのホームステイをアレンジしてもらい、僕は本日サクティという村に向かい3日間滞在します。そこで何をするかは何も聞いていないので正直よくわかっていないのですが、まぁ行けばなんとかなるでしょう。

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朝、宿の外庭でボーッと鼻をほじっていると、サクティ村に連れて行ってくれるガイドさんらしきお姉さんが現れました。言われるがままに車に乗り、レーの町を出ること2~3時間程で到着します。割合近いですね。

しかし、近いとはいえ山々を数時間抜けていくわけで、到着してみるとそこは見事なまでのチベタンスローライフ。ただでさえスローライフなのに、もうここはベリースローライフ。レー周辺のどこまでも茶けた岩山と比べて、家畜を放牧させるだけの必要最小限の草が生えているあたり、少し雰囲気が違いますね。小さいながら川も流れており、このあたりでは割と恵まれている土地なのかもしれません。チベタンロハスライフを堪能したい方は、是非サクティ村へ。(誰も行かない)

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なかなかいいお家ですね。
ちなみにトイレは外の土の中です。風呂的なのは無さそうだったから、どっかに水浴び場みたいのがあるのかもしれません。



おうちに到着すると早速バター茶をいただきます。
キタわぁ……バター茶

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バター茶というのは、ヤクのバター、茶葉、塩を撹拌させてお湯で伸ばした飲み物のことで、チベタンのソウルドリンク。日本人でいう「緑茶」くらいの位置付けになるソウルドリンクです。正直安定の不味さ。

しかもチベタン親切だから、飲み終わるとすぐ注いでくれて、日本人は日本人でおもてなしは受け取らないとな…といった気質だから、飲んでは注がれ、みたいな相性がいいのか悪いのかわからない負のスパイラルに入ります。

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これはバター茶を作っているところ。
「ドンモ」というこの器具でグッチャグッチャやって作ります。


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しかし……結構な大家族のようなのですが、どこからどこまでが家族でどこまでが親戚や近所の人なのかまるでわかりません笑。そして言葉が一切通じません。でもなんとなく言いたいことはお互い雰囲気でわかります。もちろん言葉がわかるに越したことはありませんが、しっかり意思があればそれなりの疎通は取れるんですよね。




お茶を飲んでいると、外に出ろと言われました。

外に出ると、畑に来いと言われました。

畑に行くと、ここにある藁を運べと言われました。


……え??



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めっちゃたくさんおる。


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でっかい農作業機から藁がガンガン吐き出されてくるのですが、それをまとめて指定された場所に延々と運ぶ作業。軽い気持ちでやってきて茶の一杯でも飲んでいた僕に、「さあでは働けよ!」といきなりの洗礼です笑。



そ、そうだよな…… 俺は何を勘違いしていたんだろうか。
ダラダラ部屋でYouTube見てグラビア雑誌見て寝っ転がっていればいいと思っていたわけでは、勿論ない。

働かざる者、食うべからず! 

実にシンプルです。


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しかしこの藁、何に使うんですかね。
燃料だったり家の保温材だったり、家畜の飼料だったりもするんですかね。


よっしゃー! とばかりにガンガン詰めては運びますが、かなりの重労働。一本一本は細くて柔らかい藁ですが、大量にまとまると本当に重くて重労働。

しかし身体を使う単純作業ではありますが、普段摩天楼都市東京で神経すり減らしている僕からすると、たまには家族総出で行うこんな農作業というのも悪くありません。


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日本ですと親の厚い庇護に守られているような小さい子供も、ガンガン同じように働かされています。そう、働かざる者食うべからずだ!


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時々入る休憩がありがたい!
紅茶とお菓子。


日も傾いてきた頃、今日はここまでにしようかということで作業終了。
日没とともに作業が終了するあたりも実に人間的で素晴らしいですね。





そして夜――、部屋から見た星空が、凄かったんです。


あ、今流れ星見えた??……なんてレベルじゃない。流れ星なんて当たり前のようにビュンビュン飛び交っており、あまりの空の近さと星の多さから、星空がとぐろを巻いてうねり動いているように錯覚して見えたほどです。日本でも高原地帯に行くと夜空が綺麗ですが、ここは高原どころか4000m級の土地の、しかも周囲に全く灯りのない、そんな世界。今まで見てきた星空というものが全て星空と呼べるものではなかったと思わされるほどの星々の饗宴がそこにありました。

惜しむらくは写真がないこと。
まぁでも心に刻んでいるんだ。

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これはサクティから下りてきたレーで、マユちゃんに夜空を撮る時の設定方法を聞いて撮った写真ですが、これでも十分凄いですよね。

凄いところに来ているんだぜ!

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「春のスタミナ祭」

stamina

★2014年8月開催
「夏の納涼祭」

noryo

★2014年11月開催
「秋のきのこ祭」

kinoko

★2015年2月開催
「冬の漢汁祭」
winter

★2015年8月開催
「我が家の常備菜祭」
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