東京オカザキッチン

大都会東京の片隅でフライパンを振るう30代独身男子です。

【travel/インド編⑤】ワガ・アターリー国境セレモニー

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ナマステ!TOKYOオカザキッチンです。
今日の記事凄いよ。


アムリトサルという町は、インドの最北西部にありまして、パキスタンとの国境線から最も近い中堅都市になります。


え? インドとパキスタンってなんか仲悪いんじゃなかったっけ~~?
くらいの感覚はあるんじゃないかと思います。

合格。Fu~。


インドはヒンドゥー教、パキスタンはイスラム教の国家です。イギリス支配からの戦後独立の過程で、宗教上理由で二国に分離、真ん中にはインドという大国、そしてパキスタンはインドに隔てられるような形で東西に分かれてしまいました。ちなみに、バングラデシュという国がありますが、ここは元々は「東側のパキスタン」だったんですよ。

そのような状態で大国インドの併合への恐れを抱くパキスタンは核開発という道に進み、この両国関係は世界的な悩みにもなっています。

というのは現代史のお勉強。

ですのでその二国の国境線なんて危険やんと。
北緯38度線みたいに危険やんと。



しかし、一部で話題なのです。
このアムリトサルと、パキスタンのラホールを繋ぐ道の途中にある、国境線でのフラッグクロージングセレモニーがえらい面白いらしいと。



というわけで前置き長いですが、行ってみました。
ラノベ風にいうと、「ちょっと国境線まで行ってみたわけだが」。

どうでもいいですか。すいません。


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黄金寺院の周囲では、お昼前後から国境線行きのオートリキシャーやタクシーの客引きをしていますので、行き方に困るということはまずありません。僕も、「往復200ルピーだけどどうだ?」とすぐに声をかけられました。往復3時間なのに300円、やっす。

普通、オートリキシャーというのは大体4人乗りくらいなのですが、9人もの人数が押し込まれ、僕は後ろの荷台に座れと言われ、国境に向かいます。

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砂塵を浴びつつ途中何度か休憩を挟み、1時間半後、国境線近くの駐車場に到着。ここで一緒にリキシャーに乗っていたナイスな若者たちが「一緒に行こうぜ!」と言ってくれ、皆で歩いて国境に向かいます。

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何度かセキュリティポイントを通過し、厳重さを実感しながらまさにすぐそこがパキスタン国境だという場所に野球場のようなセレモニー会場があります。




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人、めっちゃおるw



こちら側はインドチーム、そして門の向こう側はパキスタンの人々。
両側にはものすごい数の人が結集しており、応援合戦を繰り広げるのです。

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ひとりアジテーター役の軍人がおり、彼のあおりにあわせて観客が拳を突き上げて盛り上がるわけです。

「俺たちがインドだーーー!!!」 ウオーーー!!
「俺たちの方がすげーんだぞ!!!」 ウオーーー!!
「気合見せろおまえらーーー!!!」 ウオーーー!!


みたいなのをこちらでも向こう側でもやっています。

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クラブミュージックのような音楽が爆音でかかり、軍人たちの行進セレモニーなんかもあり、テンション的にも上がりきったその時に、何が起こるか!!



両国を隔てているゲートが開くんですよ。

ガーーーッ!!と。


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これには印パ関係には何にも関係ない観光客の僕ですら鳥肌でした。
それまではそれぞれのエリアでやっていた応援合戦を、ゲートが開いて陸繋ぎになった状態でお互いに向き合って行うのです。これにはちょっと泣けてきそうでした。

そして両国の国旗を降ろし、ゲートが閉まり、日没にあわせて終わるわけです。


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そして驚愕の事実を皆さんにも伝えたいと思います。

これ、


毎日開催。



嘘やろ……。
毎日毎日この辺境の場所に人々が三々五々集まってきて応援合戦を繰り広げ大盛り上がりする。毎日。

ちなみにここでやっていることは、

旗を降ろす。

これだけです笑。


毎日毎日。
すごくないですか??


いやまっこと面白いイベントでした。
面白かったな~~ と言いながら若者たちと焼きそばバーガー食べて帰りました。

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さて、印パ関係の劣悪さは歴史が証明しているわけですが、ここに集まっていた両国の人々、そしてここで役務している軍人たち。すぐそこの会場にいる隣国のパキスタン人のことを憎しみの念をもって見ていたのでしょうか?


答えはおそらく否。

外交戦略やメディア宣伝と民間の実際意識、大衆の意思と個人の意思というのはえてして違うものです。

韓国と日本なんかがいい例ですね。韓国は支持率が下がると、それを向上させる手段として日本バッシングを行うというのが戦後から今に至るまですべての大統領の常套手段で、それが「大変遺憾である」と日本でも報道されるわけですが、そんなことがある一方で、文化や国民レベルでは非常に親日なわけです。

同様に、インドとパキスタンにもこういった関係性はあるんじゃないかと思いました。もちろん国家間同士は常時厳戒態勢で仲がよろしくない。一触即発の二国ですが、案外国民レベルではお互いをお互いとしてしっかり見ている部分もあるんじゃないかと。

最近は良質なインド映画がかなり日本でも輸入公開されるようになってきましたが、割と印パ関係の悲哀なんかを設定に組み込んでくることも多いんですよね。


インドとパキスタンは仲が悪いから国境セレモニーなんて行くもんじゃない!!
と短絡的には思ってしまうものですが、実際に足を運んで見てみると、そういったことを深く考えさせられます。

何より純粋にイベントとして楽しいのでおすすめです。


インド、アムリトサルに行った時には是非!!(誰も行かない)


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【travel/インド編④】夜の黄金寺院

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アイヤ!
ナマステ、東京オカザキッチンです。


おととい紹介しました、シク教が誇る黄金寺院は夜も非常に綺麗でですね。
というかむしろ夜こそが本当に綺麗でですね。


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やばくない??

なんという美しさやと。



存在感抜群な黄金寺院と外周を囲む白磁の建物の光が反射する様はとても幻想的で美しいものがありますね。

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美しすぎる……
ずっと見ていられる。


でもってこの黄金寺院の敷地内では多くのインド人が野宿しています。泊まる場所がないというよりは、この神聖なる場所で夜を明かすというところに意味があるのでしょう。


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僕は宿を取っているのでしませんでしたが、でも見張りのいる敷地内ですので治安はまぁ良さそうですし、白大理石で綺麗なので、そんなに抵抗感はないですね。この時期夜中でも暖かいし。

ちなみに、昨日ご紹介した Free Community Kitchen と同様に、旅行者向けの宿泊施設も開放されています。部屋の中に簡易ベッドが並んでいるだけの何もない空間ではありますが、タダですからね

つくづく頭の下がる宗教です。


最後にお気に入りの写真でアラヴィーダー。

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誰が為に鐘は鳴る。


                                                                                                     

明日はパキスタン国境で行われる変なセレモニーをお届けします。

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【travel/インド編③】聖者たちの食卓

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どうも、東京オカザキッチンです。
ナマステ。今日の記事すごいよ。


昨日の記事でアムリトサルの黄金寺院について書きました。

この寺院に併設されている建物ですさまじい場所があります。「Free Community Kitchen」、何かといいますと、無償で食事を提供しているのです

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行ったら親切な人にご飯食べさせてもらえました~、といったイレギュラーなものではなく、ちゃんとした仕組みとして成立させているというのが凄まじいわけです。行けば必ずタダでメシが食えるという夢のような場所です。

しかもそれはシク教徒のためだけのサービスではなく、シク教徒の巡礼者はもちろん、人種も階級も関係なく、僕のような他宗教の旅行者が行ったって受け入れてくれます。昨日も書いたように、他者を寛容に尊重する、というシクの教えを最高レベルで体現しているのがこの場所なわけですね。

こんなん興味沸かないわけないじゃないですか! 僕は今回の旅で一番興味があったのがこの場所でして、この旅の一番の目的は「ここでメシを食う」。これです。



というわけで、行ってみました。
建物に行くと多くのインド人が集まっています。外国人なんて僕しかおらず、ほ、本当に平気なのか?という気持ちになるのですが、入口では来る人に超流れ作業でバンバン皿とスプーンを配っており、僕にも当然のように皿が手渡されました。

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建物の中のフロアに入ると一斉に列になって座ります。
少しすると順番に配膳係の人が食事を配ってくれます。

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こんな風に順番によそってくれます。
カレーも僕が行ったときは黄色いカレーと豆のカレーと2種類に、米をココナッツミルクで煮込んだ甘いスイーツ的なのと、チャパティ(パン)にライス。インドでは定食のことをターリーというのですが、いや、これね、ちゃんとした立派なターリーですよ。

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「日本人?」
「いやー、美味しいね」

そう、普通に美味しかった。
質が普通に高い。素晴らしい。


しかもこれ食べ放題。
まわってる配膳係にもっとくれ、って言えばおかわりをくれます。すごない?


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食べ終わったらお皿を返すのですが、ここでもすごい勢いで食器洗いしているわけですよ。インドは不衛生なイメージあるかもしれませんが、シク教すごい綺麗好きなので、皿洗いもきっちりやっていました。安心感あります。

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これ全部皿。


この作業がものすごい回転率で進んでいるわけですよ。
「俺のフレンチ」の回転率なんて比べ物にならないスピード感で、食べ終わったら次に待っている人たちのグループが建物に入ってきて並んで座って配膳されて……を24時間体制でひたすら繰り返しているのです。


一日十万食提供(!)ともいえるこの行為、その材料費や製作費はすべて寄付により、人件費はすべてボランティアにより賄われています。

凄くないですか??
衝撃の場所ですよね。

でも世界にはこういう場所もあるんです。

タダメシ食えてラッキー!!うほほ、なんて浅い考えではなく、なぜこんなコミュニティスペースが成立できたのか、人々がどういう気持ちでこの場所を作り上げているのか、そういう部分に思いを馳せることで、食事という文化を見つめなおす。

料理ブログなんて書いて食事のスタイルを末席より提案している僕にとってもとても良い経験でした。世界は広いぜ!!

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ちなみにこの場所は、5年ほど前にドキュメンタリー映画として公開されて世界中で話題となりました。



↑プライムビデオで見れそうです。

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